感想(ネタバレあり)
今回一通り読んで頭に浮かんだのは「フータロー、その子を選ぶのかよ」という言葉。
とうとうフータローが決断します。
その結論に賛否両論、ネットが大荒れになってましたが、まあ、3番目ぐらいに荒れない結論だったと思いますよ。
正直一花や二乃が選ばれるよりは荒れなかったと思いますわ(一花推しとしては複雑ですけど)。
ただこの13巻の最後の話をを読む前までは明らかに選ばれるのは五月って思ってしまいますよね。
五月一人だけフータローとキスしてませんし、フータローの脳裏に旅行先のハプニングキスが浮かんでいるような描写があったのは五月といる時だったし。
まあ、個人的は一花推しなので一花を選んでほしかったです。
でも一花以外だったら四葉が一番良いと思いますわ。
だってずっとフータローのことを想い続けていたのですから。
12巻の感想記事を読みたい方はこちらのリンクからどうぞ。
五等分の花嫁第12巻の感想 「フータローが重大発言!!それが引き金になって一花と二乃が実力行使?」
12巻はフータローの発言を受けて五つ子が動き始める話。一花と二乃は実力行使に打って出ます。
三玖と四葉はキス!!その一方五月はキスせず
12巻で一花と二乃がキスした以上、残り3人も実力行使(キス)するだろうと予想はしてました。
そして予想通り、三玖と四葉はフータローにキスすることに。
その一方、五月だけはキスせず。
五月だけはまだフータローに落ちてないという事情もあるでしょうけど、ここで他の姉妹と違うようにするのは、五月が花嫁になるからと多くの読者が思ったはず。
それが見事に外れることになるとは。
それに四葉の場合は自分の気持ちに決着を付けるためのキスでしたからね。
こういう場合ってそのまま争奪戦からフィードアウトするのが定番なのに。
ホントにねぎ先生は王道の裏をついてきますわ。
だから先の展開が楽しみでもあるのですが。
実父より養父の方が五つ子のことを大切に思っている
五つ子の養父であるマルオ。
初登場の時からいけすかない奴だとずっと思ってましたが、12巻辺りからまともな奴じゃんと思いはじめ、この13巻では評価が一変した読者は多いのではないでしょうか?
まあね、マルオ以上に最悪な奴が出てきたら、相対的にマルオの評価が上がりますわ。。
ああ、マルオは五つ子のことを考えている良い奴ですよ。それはちゃんと書いておきます。
最悪な奴、それは五つ子の本当の父親である無堂。
五つ子の母と良い仲となり、五つ子ができた途端消えた最低の男であるだけでなく、母親と同じ教師を目指す五月にいらぬことを拭き込む屑野郎です。
口では五つ子のためとか言ってますが、本音は自分がずっと罪悪感に苛まれているので五つ子を助けることでその罪悪感から逃れようとしているだけなんでしょうね。
もちろん自分の実子である五月を心配する気持ちも少しはあるでしょうけど。
ホントこの屑野郎をみんなで精神的に袋叩きにしてくれてせいせいしましたわ。
でも五つ子の母ちゃん、どうしてこんな屑野郎を選んだのでしょうかねえ。
それだけが謎ですわ。
性格は自分のことしか考えない最悪野郎だし、今の容姿から考えて昔は美男子だった可能性も低いでしょうし。
ということは「恩師という補正」が効いたという可能性が一番高いかも。
教師と生徒というシチュは昔から盛り上がる組み合わせですからねえ。
それに何より本作もフータローと五つ子はそういうシチュとなるので。
フータローが選んだのは四葉だった
学際最終日。
フータローは決断します。
フータローが選んだ相手は四葉!!
意外でしたよねえ、四葉自身は他の姉妹のことを考えて自分は身を引こうと考えていたのですから。
まあ今回はフータローが四葉を選んだという結論しかわからないので、選んだ理由がわからんことには何とも言えません。
でもこの結論も悪くありませんよね。
だって小学生の頃、一番最初にフータローと出会ったのは四葉であり、フータローが家庭教師になってからも唯一最初からフータローに協力していたのが四葉なので。
いわゆる幼馴染とはちょっと違いますが、一番最初にフータローに憧れた四葉が勝つ。
幼馴染不遇の昨今では珍しいストーリーで個人的には良い結果になったと思いますわ。
ただこのまますんなり行くとは限りませんけど。
五等分の花嫁第13巻を読み終わって
今巻も見どころ満載だったと思います。
ストーリーも山場を越え、後はフータローと四葉のイチャイチャが見れる…とはいかないのですよね。
次巻ですべて決着がつけばいいのですが、一体どうなるのか?
次巻も楽しみです。
最終巻である第14巻の感想記事はこちらからどうぞ。
【漫画】五等分の花嫁 第14巻(最終巻)の感想(ネタバレあり)「フータローも五つ子もめんどくさい」