旦那さんと元カレさん。
二人の直接対決が今回の見どころ…なはずなんですけど、今回は荻野先生とその彼氏の話の方が面白かったです。
荻野先生の彼氏さん、良い奴なんですけど、荻野先生のことを神聖視しすぎなんですよねえ。
やることはやってるのに。
ただ最後の最後で上手くいきそうな感じに。
あれで受けなかったら男じゃないですわ。
第6巻の感想記事を読みたい方は以下のリンクをご利用ください。
【漫画】Spotted Flower 第6巻の感想(ネタバレあり)「元カレさんのドSお仕置きが怖くてエロい」
旦那さんも元カレさんも自分が負け組だと思ってる
相手に対する劣等感。
それが旦那さんが浮気した一番の原因なんでしょうね。
傍から見たら旦那さんの方が元カレに勝利したように見えているはずなのに。
まあ、元カレさんもいけないのですよ。
奥さんと別れたのに、元の距離で友人関係続けていましたから。
そりゃあ、奥さんと元カレさんはお似合いのカップルにしか見えませんからね。
嫉妬のような敗北感で打ちのめされた感じだったのでしょう。
1巻で旦那さんが奥さんに手を出さない描写がたくさんありましたけど、あれって「自分なんかが奥さんに手を出していいのだろうか?」という潜在意識があったのかもしれません。
だから自分のことを慕ってくれる波戸くん似の後輩君とやっちゃったと。
そして今回自分の方が負け犬だと思っている旦那さんと元カレさんの直接対決に。
ただ二人とも自分が敗北者だと思っているせいで、イマイチ盛り上がりがないのですよね。
元カレが一方的に喋っても旦那さんは何も反論せず敗北者としての姿勢変えませんし。
個人的にはここで二人が思っていることを吐き出して取っ組み合いの喧嘩になると思ってたのに。
まあ、こういうかみ合わない感じがリアルですけど。
最終的に元カレさんがお膳立てして、旦那さんと奥さんの関係修復のチャンスを作る模様。
これでどうなるか。
成功しても失敗しても物語的には一旦終わる感じですかねえ。
結婚時期を逃したと思ったら
結婚。
人生の大きなイベントであるのと同時に、時期を逃すとなかなかチャンスがないもの。
荻野先生と彼氏さんはそんな感じでした。
そして荻野先生の元には仕事で大きなチャンスが舞い込みます。
編集者でもある彼氏さんは荻野先生のチャンスを潰せる訳ありません。
それどころか別れた方が良いかと考え始めます。
彼氏さんの気持ちわかります。
荻野先生のことを考えたら結婚なんて悪い方の重しにしかなりませんからね。
彼女のことを思えば別れた方が良いと考えても仕方ありません。
そんな彼氏さんの考えを変えたのは何と荻野先生の担当編集の遠藤さん。
ただ遠藤さん「そんな場所で言うんかい」というところで言っちゃいました。
そして良い事言った後の遠藤さんのセリフ笑いましたわ。
遠藤さん良いキャラしてます。
結局結婚先延ばしで終わると思ったら最後の最後で。
唐突過ぎてびっくりですわ。
あと浅花先生とマネージャーさんは通常営業。
ここのカップルは大きい出来事も無くて普通です。
ただこの二人は次巻の合宿に参加するかどうかでいろいろ変わってくるかも。
一応不参加の意志表明しているけど、何が起こるかわかりませんからね。
合宿に参加しないけど、旅行行ってそこが合宿と同じ場所だったというお約束もありえますので。
Spotted Flower 第7巻を読み終わって
次巻では元カレさんが企画した合宿がメインになるのですかね。
旦那さんと奥さん、二人はどういう結論を出すのか?
まあ、奥さん次第な感じがしますけどね。
次巻も楽しみです。