【漫画】Spotted Flower 第6巻の感想(ネタバレあり)「元カレさんのドSお仕置きが怖くてエロい」

 

漫画の感想記事という性質上ネタバレを含みます。まだ読んでない方はご注意ください。

 

 

1年半ぶりぐらいの新刊ですね。

今回は奥さんと奥さんの元カレさんの密会、そして元カレが波戸君似のBL作家浅花先生へ強烈なお仕置きします。

 

 


 

まず奥さん。

旦那さんの浮気をほぼ確信した奥さんは精神が崩れる寸前って感じ。

元彼の前で自暴自棄みたいになってますもん。

目が座っているし。あんなセリフ吐いてるし。

 

信じてた旦那さんの浮気、そして終わらない子育て。

 

ここで手を出さないのが元カレさんの優しさなんでしょうね。

そして怖さでもあります。

 

仮に奥さんに手を出したら旦那さんや浅花先生へお仕置きする名分がなくなるので。

 

 

お仕置きは結構エロいです。

そしてそのお仕置きを浅花先生とラブラブになった矢島似のマネージャーさんの目の前でやるなんて。

これってある意味NTRというやつなんでは?

 

浅花先生へのお仕置きが終わったので、次は旦那さんの番になるのですかね。

次の巻が待ち遠しいですわ。

 

第5巻の感想記事を読みたい方は以下のリンクをご利用ください。

【漫画】Spotted Flower 第5巻の感想(ネタバレあり)「あの人にもバレちゃった?」

 

 

 

ラブラブは作家の感性を鈍らせる?

なんやかんやあってラブラブになった浅花先生とマネージャーさん。

これで万事OKとはなりません。

 

幸せは作家の感性を鈍らせてしまうのです。

 

追い込まれたり、失恋したり、負の感情纏った方が良いシナリオ書く作家さんが多いイメージですからね。

幸せは作家の敵ということなんでしょう。

 

担当編集の遠藤さんから総ボツ食らって目が覚めたマネージャーさん。

それを浅花先生にもわからせようとしますが…。

 

どうしてそうなるって展開となって、最後はやっぱり万事OKへ。

編集長も遠藤さんも鼻血ドバァとなるくらいの作品ってどんな内容なんでしょうねえ。

 

 

 

奥さんと元カレの密会「奥さんは壊れかけている」

勘が鋭すぎるのも善し悪しですね。

 

「信じてた旦那に裏切られた」とほぼ確信した奥さん。

昼間堂々と元カレと密会しています。

 

裏切られたショックと子育ての疲れから正常な判断が下せなくなっているのでしょう。

自暴自棄になって元カレに「抱いて」言い出す始末。

 

 

旦那さんは奥さんと元カレが仲良さそうなところを見て浅花先生に抱かれた一方、奥さんは旦那さんの浮気で崩壊寸前。

 

旦那さんと奥さん、どっちが悪いのでしょうかねえ。

 

まあ、旦那さんの邪推の方が悪いのでしょうけど、奥さんと元カレの仲良い姿見たら嫉妬してしまう気持ちもわかります。

 

奥さんの破滅願望を感じた元カレさん。

奥さんを抱くのを断り行動を開始します。

 

奥さんのためという気持ちもあるでしょう。

ただこの元カレさんの場合、それ以外の感情もありそうなんですよね。

 

この辺はキャラ作りの勝利かと。

何考えているかわからないキャラって場面をひっくり返して面白くしてくれるので。

 

元カレさんも当然今後の展開を面白くしてくれました。

 

 

 

 

元カレさんのお仕置きが浅花先生へ炸裂する

元カレさんの標的となったのは浅花先生とマネージャーさん。

旦那さんと浅花先生の間に何があったのかズバリ言い当てて逃げられなくした上で「状況の再現」という名のお仕置きタイムスタートです。

 

ここのシーン凄いです。

一応男同士なんですよ(女の格好してるけど)。

そして服着てるのですよ。

でもエロいんです。

 

ホントにエロい。

息遣いとセリフと絵の構図だけでここまでエロさを感じるとは。

 

 


 

 

浅花先生快感に溺れているでしょ。

それも愛するマネージャーさんの前で。

 

まさにNTR。

目の前で大事な人を奪われる感じ(実際は何も奪われてないけど)。

 

浅花先生の作家力、更に磨きが掛かるかも。

 

あれお仕置きになってない?

 

 

 

Spotted Flower 第6巻を読み終わって

元カレのお仕置き、次巻では旦那さんへ向くかもしれませんね。

でもその方が良いかも。

旦那さんは旦那さんで後ろ暗さで精神的に不安定になってそうですし。

 

まあ、お仕置き前に奥さんに全部バラしてお裁きを受けるという形に持って行くのが一番後腐れなさそうですけど、旦那さんの性格から言うと可能性ないですかねえ。

 

次巻で元カレさんどう動くか。

次巻も楽しみです。