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感想(ネタバレあり)
飛ぶ鳥を落とす勢いという言葉が今一番しっくりくる本作。
今巻では新しい学期が始まり、5つ子とフータローが一緒のクラスになっちゃいます。これはフータローを巡る争いが激化しそうな予感と思っていたら、まさかのフータローのライバル出現って…。
フータローの苗字が上杉だから、ライバルが武田なんでしょうけど、安直過ぎるような気もしなくもありません。
ただこのライバルさん、5つ子のことは全く眼中にないようです。どちらというとフータローしか見てない感じ。
ハーレムものに男のライバルキャラを入れると人気が落ちる場合が多いですからね。例えば某作品。漫画では出てこないオリジナルのライバルキャラを出したアニメは…。
ホント武田がフータローしか見てなくて良かったです。
さて今巻の感想を1フレーズで現すとすればタイトルに書いた通り「一花の暗躍が始まる」という感じでしょうか?
今巻からはキレイな恋愛ではなく、次第にドロドロとした恋愛になっていくことになります。ホント愛情って姉妹愛をも凌駕するのですね(今のところは)。
前巻第8巻の感想を読みたい方はこちらからどうぞ。
【漫画】五等分の花嫁第8巻の感想 「メインヒロインは三玖としか思えない」
前巻は最後の最後で三玖の独壇場となってましたね。あれ見ればどうみても勝者は三玖としか思えないのですけど。
ただラストでフータローにキスしたは一体?
第69話の感想 「三玖が地道な努力でフータローを喜ばせようとしている」
今まで金銭面で一花におんぶにだっこ状態だったら他の4人。しかしここにきて一花が強権発動して家賃の等分負担を求めることに。
まあ、5つ子ですから歳は同じ。自分だけすべてを支出するのは不公平であるのは確か。だから一花の言うことは理解できますが。
一花は第8巻で四葉に言葉を掛けられて、自分の気持ちに素直になるようです。「やりたいことに挑戦する」とフータローに言いましたけど、やりたいことって女優を極めるということではないような気がします。
これまでは自分だけ仕事をして他の4人に比べると不利だった。だから他の4人にバイトをさせてフータローと一緒にいる時間を減らさせて5つ子間で公平にする。
その上で自分はフータローへアプローチするってことなんでしょうね。
そういえばフータローと一花が会話をするシーン。フータローが一花の唇を凝視しているようなシーンがありますが、もしかして第8巻の最後でフータローにキスした相手が一花だということの暗示なんでしょうか?
唇のアップの次のコマでフータローが「あれは事故だ」と言ってますし。
ただその次のコマで一花が近くにいるにも関わらず「あいつはどう思って…」と言ってますからね。
仮にフータローがキスしたのが一花だと思っていたら、ここは「あいつ」ではなく「こいつ」という代名詞を使うと思うのですが。
いろんな思惑がありそうな一花。その一方三玖は地道にフータローに好かれようと努力するようです。
第3巻でノート1ページ埋める代わりに教えたフータローの「俺の好きな女子の要素トップ3」。
この中にあった「料理上手」の項目。これを覚えていた三玖はバイトを通して料理の腕を上達させようと考えていたのです。
二乃はフータローと同じ店で働くことだけに集中していた、つまり自分の気持ちを一番に考えていたのです。まあ恋する乙女だったらこう考えるのが普通でしょう。
しかし三玖は自分の気持ちより、フータローに好かれる女性になることを一番に考えていたのですよ。
三玖に人気集まるは当たり前ですわ。
第70話の感想 「恋する乙女三玖はフータローと他の女生徒が話すだけで嫉妬します」
3年生に進級して5つ子全員が同じクラスに。普通ならありえない話ですがあくまで漫画なので。またこの学校私立みたいなので、こういうこともできるのでしょう。
仕組んだのは5つ子パパのようですが。
さてこの70話ではフータローのライバル武田が初登場します。なぜかフータローをライバル視する武田。
この70話の段階では武田が5つ子にチョッカイ出すのではないかと言われてものですが、結果的に武田は結構いい奴でした。
まあハーレムもので恋のライバルの男性キャラを出すと荒れますからね。そういうのは薄い本で同人作家さんがやるでしょうからそっちに任せればいいと個人的には思います。
さてこの話のメインは武田の登場ではなく、三玖が嫉妬するところだと個人的には思います。第69話でフータローに好かれる女性になると決心したのに、フータローが他の女生徒と会話するだけで嫉妬するとは。
二乃がフータローとのバイトの話を三玖に聞かせたら三玖はどんな風になるのでしょうかねえ。
あと四葉が学級長に立候補してさらにフータローを巻き込んだのは笑いました。勉強第一のフータローには良い迷惑。
でも四葉的にはフータローが他人と接点を持つ方がいいと考えて推薦したのですかねえ。四葉の思惑がイマイチわかりませんわ。
第71話の感想 「フー君呼びを本格的に始めました」
71話はフータローと二乃のバイトの話です。
最初にフータローへ告白してアドバンテージがあるはずの二乃。でも一花や三玖の様子から「もしかして自分は劣勢なんじゃね?」と思うようになります。
自分のアドバンテージが告白したことだけとしか考えていない以上、第8巻の最後でフータローとキスしたのは二乃でないことはこれで確定しました。
さて焦っている時は何も上手くいきません。そしてそれは二乃の例外でなく。
ただそういう姿をフータローに見せることによって、フータローの気持ちを二乃は知ることができました。
自分は嫌われていると思ってたのに、気にしてくれるということはまだ脈がある。
二乃はそう感じたようです。
そこで二乃はフータローとの距離を縮めるために「フー君」呼びを本格的に始めます。二乃が一歩踏み出したことで、一花、二乃、三玖のフータロー争奪戦はさらに激化しそうですわ。
まあ、結果的に激化し過ぎて一花がダークサイドに落ちていくのですけどね。
あとこの話で五月の別の顔が明らかになります。それで名が知れているならそっちで金を稼げばいいのに。
第72話の感想 「四葉の本当の気持ちはわからない」
久しぶりの四葉メイン回。ただ四葉ファンとしてはちょっと残念な気持ちのなったかも。だって四葉がフータロー争奪戦を下りたような感じになってますからね。
まあ五月以外の3人みたいに争奪戦に参戦していたかというと微妙ですけどね。
ただ四葉自身はフータローへ恋心があるような感じの描写が多かったです。一応「私は上杉さんが嫌いです」とフータローに伝えますが、その後のコマと一緒に考えると自分はフータローと釣り合わないと勝手に思っているだけな感じがします。
四葉の中ではフータローは凄い人。だから他の人にもフータローの凄さや良さを知って欲しい。だから学級長に推薦した。
出も凄い人過ぎて自分には釣り合わないという思考パターンになっている感じがします。
この話のアニメ化が待たれますね。四葉は嘘が下手。だから前述した「私は上杉さんのことが嫌いです」というセリフをCV佐倉綾音さんがどういう風な感じで演技するかによって四葉の気持ちがわかりますので。
あと最後のシーンで四葉とフータローの仲を勘ぐる級友に四葉が「ないよ」「ありえません」と話していますが、あれは本当の今の気持ちなんでしょう。
自分にはフータローは勿体ない。四葉の気持ちは一貫していると思います。
第73話の感想 「武田はフータローの当て馬にしか見えない」
今回の話はフータローと武田が、5つ子の家庭教師を掛けて模試で順位勝負をすることになった。それだけです。
5つ子パパとしてはどうしてもフータローを排除したいようです。でもそれならどうして一番最初にフータローへ家庭教師を依頼したのでしょうかねえ。
まあ、フータローパパと5つ子パパは知り合いだったようなのでその伝手なんでしょうけど。この辺にも何か明らかになっていない事情がありそうな気がします。
こういう謎が散りばめてあるのも本作の魅力だと思いますわ。
さて武田はフータローに勝つことだけを生きがいにしているようですねえ。5つ子の家庭教師についてはそれほど重視してないような感じです。
あくまでフータローに勝つこと。それだけしかないのでしょう。
この73話のサブタイトルは「新川中島」。
フータローと武田を、謙信と信玄になぞらえているのでしょうけど、史実だと勝負に執着してたの謙信の方なんですけどね。
第74話の感想 「一花の暗躍が始まり、手始めに三玖の蹴落としを画策?」
アニメ第1期ではお姉さんキャラで三玖に次ぐ人気を保った一花さん。そんな一花さんがフータローのことを思うあまり、ダークサイドに落ちていく第一歩のお話です。
フータローを自分だけのものにしたい。四葉の言葉で解き放たれたフータローへの気持ちが暴走し、結果的に三玖を蹴落とすようなことを言ってしまった。
でも言ってしまった以上、もう後に戻れない。一花の気持ちはこんなところなんでしょう。
フータローからあんなことを聞かなければ、自分が三玖の変装をしなければ、そして三玖に嫉妬しなければ。
悪いことが重なり、最悪のことを言ってしまった一花。
最終的にはダークサイドから抜け出すことになるのでしょうけど、どうやって抜け出すことができるのでしょうかねえ。
一花ファンとしてはフータローと結ばれることがないとしても、一花も少しは報われて欲しいです。
第75話の感想 「一花に後悔なし!!どんな手を使っても勝つ」
75話はフータローへの誕生日プレゼントを巡るお話。
良心の呵責は感じるけど、フータローは渡さない。もはや修羅の道を進む決心をしたかのような一花が少し不憫ですが、まさか一花だけでなく二乃も抜け駆けしようとしていたとは。
ただ「一花の抜け駆けは汚い」と感じる一方、「二乃の抜け駆けは仕方がない」と思うのはやっぱりこれまでの二人の行動の差なんでしょうね。
他人を蹴落とすのは嫌悪感があるけど、恋愛の一直線だったら悪い気がしないってことなんでしょう。
ホント一花が不憫です。
でも他にも駆けしようとしていた人物がいたとは。
ホント四葉って天然さんなんだから…と言いたいところですが、四葉って案外計算して動いているように思えなくもないのですよね。
あれだけ馬鹿なんだからそんな訳ないと思いたいのですが、恋の駆け引きとかは学力とは関係ないので。
そして何より四葉自身が懺悔することによって一花と二乃が大ダメージを受けます。
もしかして一花と二乃の抜け駆けの可能性を考慮してあえて自分も破ってみせた?とも思えてくるから不思議です。
最終的に三玖も抜け駆けしようとしていたことがわかり、五月以外似た者同士だったということに。
と思ったら、フータローの元を訪れ、あるものを渡す五月。これって抜け駆けなんじゃね?
第76話の感想 「武田は良い奴だった」
模試当日。最後まで勉強に執着するフータローでしたが、あるアクシデントに。
これは武田勝利フラグ?と思ったら、武田の方の事情も明らかになります。夢のためにこんなところで負ける訳にはいかない。
武田への心証が180度変わった読者が多いと思いますわ。だってここで武田がフータローの恋のライバルになる可能性がほぼ消滅したので。
武田が執着するのはフータローのみ。そしてそれはフータローぐらいに負けていては自分の夢を実現できないから。
だから不正で勝っても意味がない。
筋が通っている武田のセリフ。こりゃあ、前田と同じく、フータローの親友ポジション確定でしょうね。
最終的に勝負はフータローの勝利。アクシデントが起こってなければたぶんフータローは全国1位を取っていたことでしょう。
さすがにこの結果を見たら5つ子もパパも邪魔できませんわ。
第77話の感想 「五月がようやく動き出しました」
第1巻ではメインヒロインって感じだった五月さん。だがいつの間にか他の4人に隠れてヒロインとして見られなくなって久しかったのですが、ようやくヒロインみたいな動きを始めました。
つ~か、どうして今頃フータローへ執着はじめたの?と思ってましたが、その謎の一端が明らかになります。
五月が持っていた「フータローと零奈」の写真。そして変装道具。これでほぼ零奈=五月が確定?つまりフータローが憧れていたのは五月だったということ?
でもここで慌ててはいけません。まだまだどんでん返しがある可能性もあるので。そして五月とフータローが会話している時に割り込んでくる四葉。
もしかして会話を聞いていて五月が何か言おうとしたので邪魔したのでは?と思えなくもありません。
いろいろ考えさせられますわ。
終わりに
今巻はここで終了。
一花のダークサイド落ち。五月がいよいよ動き出したこと。これらのことでメインヒロインレースは誰が勝か全く予断を許しません。
一花ホントに報われて欲しいですし、誰かが救って欲しいです。でも次の10巻で一花は。
次巻は「修学旅行編」に突入。5つ子がどんな行動をするか楽しみですわ。
次巻第10巻の感想記事はこちらからどうぞ。