【漫画】冴えカノ 恋するメトロノーム 第1巻 『詩羽先輩にメインヒロイン固定!今始まる倫也とのサクセスラブストーリー?』

 

感想(ネタバレあり)

 

冴えカノ本編の

メインヒロインがほぼ一択に

絞られつつある今、

詩羽先輩派がすがれるのは

本作だけ。

 

本作には邪魔な奴は出てきません。

少なくとも1巻の時点では。

 

えりり?

加藤?

誰それ?

だからメインヒロインは固定。

 

あとは真っすぐ

倫理君とくっつくだけ・・・

のはずだけど、

詩羽先輩ですからねえ。

 

性格や過去の経緯が邪魔して

素直に飛び込めない詩羽先輩。

でもそこが痺れる憧れる

(アニメで一番有名なモブキャラ風に。もちろんCVはあの人w)。

 

まあ、

加藤派やえりり派の人は

読まない方が精神衛生的に

いいかもしれません。

 

これを読んで楽しめるのは

詩羽先輩派と

個別のヒロインに偏ってない冴えカノファン

だと思います。

 

一応冴えカノ知らない方でも

楽しめると思いますが、

できれば本編呼んで

本作を読めば

楽しさ10倍かとw

 

青春を捧げるものが同人ゲームから霞詩子作品へ

 

ラノベ作家霞詩子(詩羽先輩のペンネーム)

にインタビューする倫也。

アニメ第1期にもあったシーン。

アニメではそれだけで終わりましたが。

 

でも本作ではここから別のルートに入ります。

 

霞詩子の担当編集の町田さんが

出世して霞詩子の編集だけに集中することが

できなくなったのです。

そして町田さんの次に付いた編集は

霞詩子の我がままに付いていけず失踪w

 

そこでお鉢が回ってきたのが

霞詩子一番のファンであり、

詩羽先輩が一番気になる男性、

そう倫也です。

 

もちろん倫也は高校生。

高校生にラノベの担当編集って

きつすぎます。

 

でも倫也は引き受けます。

 

新しい霞詩子作品を作るために。

そしてオタクライフを楽しむための

資金を稼ぐためにw

 

この時点で倫也が

同人ゲームに青春を捧げるという

ルートはたぶん消滅しました。

 

だからこの後

探偵坂で白い帽子をかぶった美少女を

見かけたとしても

ゲームを作りたいとは思わないはず。

つ~か、思ってもそんな余裕はない!!

 

またゲームを作ることがなくなったので

イラストレーターのツンデレ娘も必要なし。

 

まあ、幼馴染としては出てくるかもしれませんが、

本編と違ってそのウエイトは

軽いものとなるのでしょう。

 

 

ここまでおぜん立てされたのですから

後は先輩と倫也がイチャイチャするシーンが

続くはず。

と思ったらちょっと残念な気分になるかも。

 

確かにイチャイチャするシーンがありますけど、

それ以上に一度倫也と決別したことが

重く圧し掛かってきます。

 

アニメ第1期5話。

恋するメトロノームの最終巻の原稿を

倫也に読んで欲しいとお願いする詩羽先輩。

でも倫也は拒絶。

それが詩羽先輩の心に大きな傷を残した。

 

アニメでもどんより重くなったあのシーン。

本作でも詩羽先輩と倫也に

影響を与えているようです。

 

本編とアニメ版では

一緒にホテルに泊まって

そのわだかまりを解消しましたけど、

こっちではそのシナリオがないため、

詩羽先輩はそのわだかまりを解消できない。

 

この1巻は

そんなわだかまりを抱えてまま

終わります。

 

うん、純粋に続きが気になる。

詩羽先輩が過去の経緯を

乗り越えることができるかどうかが。

 

思わせぶりな詩羽先輩に翻弄される倫也がいっぱい

 

イチャイチャするシーンよりも

重いシーンの方が目につきますが

イチャイチャするシーンだって

それなりにあります。

 

絶対にこれパワハラだろうと

思うけど

それはそれで。

だってこれフィクションですからw

 

それにしても詩羽先輩の

マンションを一人で訪問するって

倫也羨ましすぎるわ。

 

マンションを訪問した倫也は

詩羽先輩と二人でプロットを考える。

 

そしてプロットを具体化するために

実際にあるシーンを再現することに。

 

そのシーンとは主人公とヒロインが

風呂場で鉢合わせするシーンw

 

ホントこれ映像でみたいですわ。

もちろんCVかやつぐで。

 

映像が無理なら

ドラマCD出してくれませんかねぇ。

 

あと個人的に印象に残ったのは

このセリフ、

 

「大丈夫死にはしないわ。

ただ男の子の

たった一度のモノを

失うだけよ」

 

魔法使いにはなれないのね・・・。

 

まあ誰が言ったのか知りたい方は

是非購入して読むことをお勧めします。

こういう書き方ですから

当然詩羽先輩では・・・。

ちなみにこのセリフが

載っているのは158ページです。

 

もちろんそれ以外にも

にやにやするセリフがいっぱい。

冴えカノの詩羽先輩派の方は

是非読んでくださいな。


まあ詩羽先輩派の方なら

私がとやかく書く前に

読んでいるでしょうけどね。

 

次巻第2巻の感想記事はこちらからどうぞ。

【漫画】 冴えカノ 恋するメトロノーム第2巻の感想 「一人のファンが変えた作家霞詩子の未来!そして新たなヒロイン出現?」