感想(ネタバレあり)
Amazonのキンドルストアで
別の漫画を買う際、
丁度目に入ったのが本作。
無料配布中だったので
読んでみることにしました(今は無料じゃないかも)。
読む前は群馬のことを
揶揄した寒い漫画と思ってましたが
読み終わってわかりました。
これ、
群馬愛に溢れる
群馬ののステマ漫画だと。
いつの間にか群馬のことが脳から離れなくなる
物語は主人公神月紀が
千葉からグンマに引っ越すところから
始まります。
その神月がグンマで生活していくうちに
グンマというものを
どんどん理解していく内容です。
ホント一目見ただけだと
群馬を揶揄して
馬鹿にしているとしか思えませんけど、
群馬県人しかわからないようなことを
絵と短文でわかりやすく説明されているので
本作を読み終えたら
かなり群馬のことがわかっているはず。
それどころか群馬に愛着わく人だって。
これこそ本作の目的なんでしょうね。
グンマのライバルはトチギ?
日本には47の都道府県があります。
そしてほぼすべての都道府県には
ライバルが存在するはず。
有名なところで言えば、
広島と岡山、
京都と大阪、
神奈川と千葉など。
そして当然グンマにもライバルがあります。
それがトチギ。
そう、
となり合っているが故に
そして似ているところがあるが故に
対立する。
でもこの漫画における
グンマとトチギの対立は
度を超えています。
つ~か、
なんでグンマの高校にスパイ
潜りこませているんだよw
そこまで対立する意味あるの?
まあ私はグンマもトチギも
全く関係無いところの人間ですから
たぶん地元の人しかわからないことが
あるのでしょうね。
ホント馬鹿馬鹿しいですけど
そこが面白い。
まあ私が住んでいるところも
ライバルと呼ばれるところと
対立というか仲が悪いというか
見下されているところがあるので
たぶん外から見れば滑稽だと思われているかも。
(当然この漫画みたいに馬鹿馬鹿しくはないけど)。
ちなみにトチギのスパイの話は
この第1巻の最終話に載っており、
かなり続きが気になる終わり方に
なっています。
こういう終わり方されると
続きが気になって第2巻買う人多いでしょうね。
JKJの関わる話が個人的にツボです
JKJ。
ジョーモー・カルテ・ユーゲント。
上毛かるたの大会の優秀者だけで
構成される上毛かるたのエリート集団。
この集団が出る話が
個人的にはツボです。
かるたの成績が優秀だからと言って
なぜそれがエリートとなるのか?
そしてなぜドイツ語?
いろいろ謎ですけど、
この集団ものすごくウザいw
通りすがりに
上毛かるたの読む札を質問して
間違えると制裁。
完全にDNQですw
このJKJ、
主人公の神月と対立することなりますが
神月は上毛かるたを買って
これ以上対立しないようにします。
普通の主人公だったら
公然と対立するところなのに・・・。
まあ神月もグンマの魅力に魅かれており
だから対立を避けたという可能性も
無くはありません。
まあ十中八九、
ヘタレただけですけどw
そしてこのJKJの団長の篠岡京ちゃん。
これがまた可愛い。
何やかんやで神月に縁があり、
運動会ではあれを使ったプレーもw
あれはラッキースケベになるのかしら。
終わりに
これ読んだらグンマのことが
頭から離れないの確実。
でも少しでも群馬に興味あるなら
読むべきかと思います。