【漫画】五等分の花嫁第7巻の感想 「最後の最後であの子が告白」

 

 

感想(ネタバレあり)

 

第7巻の感想です。第7巻の表紙は一花。それに関連しているかはわかりませんが、比較的一花が優遇されている感じです。妹たちのメインの話がそれぞれ1話づつしかないのに、一花だけ2話ありますので。

 

ただし最後の最後で二乃がフータローに告白して、全部二乃が持って行ってしまった感じですね。5つ子の中で最弱(人気が弱い)と言われた二乃ですが、ここから追い上げが始まるのでしょうか?

 

第6巻の感想を読みたい方はこちらからどうぞ。

 

 

第6巻では、家庭教師を辞任したフータローにもう一度戻ってきて貰うために5つ子が父親の庇護下を離れる決断をします。

恵まれた生活を捨ててままでフータローを取るなんて。フータローモテモテですな。

 

五等分の花嫁7巻第51話の感想 「初キスは四葉」

初詣で5つ子と鉢合わせした風太郎とらいは。そのまま5つ子の新居にお邪魔することに

 

五等分の花嫁7巻より引用

 

多くの人が訪れる初詣で鉢合わせするなんてどれだけ縁があるんだと言いたいですわ。まあラブコメだから仕方ありませんが。

 

それにしても5つ子もフータローに申し訳ないという気持ちがあったのですね。というか、よくフータローは引き受けましたね家庭教師を。報酬貰えないのに。

 

1回1人5000円×5人分で2万5000円もらえていたのが0ですから、上杉家の家計にも大きな影響があるはず。いくらなんでもあの喫茶店のバイト代だけでは賄えないでしょうし。

昔のフータローならば絶対に引き受けなかったことでしょう。ホント5つ子だけでなく、フータローも変わりました。

 

ただこのままだとあまりに申し訳ない。5つ子がそう思うのも当たり前です。しかし現実問題お金は払えない。ではどうするか?体で払う?こんな考え方をする5つ子って…。

 

でもまさかその流れで四葉がフータローの頬にキスするのは予想外。割と自然にやってましたけど、どうなんでしょうねえ。

 

最初からフータローへの好感度は高いけど、それが恋愛感情に向いていない感じがする四葉。しかし恋愛感情もないのに無意識にキスなんてしますかねえ。他の姉妹と違って四葉だけは本心わかりません。

 

まあ当然ながら四葉がフータローにキスするところを見た三玖さんは激おこ

最近三玖は嫉妬要員なっている感じも。そんなに嫉妬するなら自分がすればいいのにと思いますが、したらしたで三玖らしくないですからねえ。

 

あとやっぱりフータローはフータローでした。最後のオチはフータローらしいですわ。

 

五等分の花嫁7巻第52話と第53話の感想 「一花の頑張りをフータローが評価」

5つ子の生活費を一人で稼いでいる一花はとある仕事を引き受けるが、その撮影場所は風太郎がバイトしているお店だった。

 

五等分の花嫁7巻より引用

 

先立つ物はお金。という訳で一人頑張る一花さん。端役でもお金のために頑張りますが、まさか撮影場所がフータローのバイト先だとは。

 

52話では居眠りする一花にちょっと苛立っていたフータロー。しかし撮影を頑張り、さらに仕事の合間に勉強する姿を見てフータローも一花に対する認識を変えたようですね。

 

そりゃあ、あんな恥ずかしい役を一生懸命やっているのです。ここで認識変えなければ、フータローは本物の屑ですわ。

 

そしてフータローは寝ている一花にこんな言葉を掛けます。

 

「お疲れ一花」。

 

たったこれだけの言葉ですが、ここまでの流れを見ているとその言葉の重さがわかります。そしてそれがわかっているからこそ、実は起きていた一花はあんな顔をしたのでしょう。

 

そういえば、ここでも膝枕の写メでフータローが脅されていました。案外あの写メを材料に「付き合って」って命令すればフータローは言うこと聞くかも(そんな訳ない)。

 

 

五等分の花嫁7巻第54話の感想 「パパの提案を四葉と五月が拒否」

街で出くわした父親と喫茶店に入り会話する五月。偶然五月を見つけた風太郎と二乃は五月と父親の会話を盗み聞きするのだが。

五等分の花嫁7巻より引用

 

ようやくフータローがラスボスである5つ子のパパの顔を知ることに。そう、5つ子のパパは林間学校の後にフータローがお世話になった病院の御医者さんだったのです

 

それにしても、5つ子の父親にフータロー嫌われていますね。でもそしたらどうして5つ子パパはフータローに家庭教師を任せたのでしょう?

 

まあ前巻でフータローが5つ子パパに悪態ついたので、フータローを嫌うようになったという可能性もありますが、それ以前から気に食わなかったような感じも。

 

もしかして何かフータローと因縁があるのでしょうか?

 

さて今回の話、メインは一応五月のような気もしますが、二乃と四葉も目立ってたと思います。特に四葉はパパ相手に啖呵を切りましたからね

よっぽどフータローのことを信頼しているのでしょう。ここの四葉カッコいいです。しかし四葉が一番問題なんですけどね。だって5つ子の中で一番…。

 

四葉に続き五月もパパの提案を断り、パパざまぁって感じですが、これで次の試験で結果を残さなければいけなくなりました。

 

これまでの2回の定期試験ボロボロだったのに大丈夫なんでしょうか?と多くの読者は思ったはず。しかしフータローに出会って勉強を頑張り始めてから5つ子は変わりました。

次の話以降それが明らかになります。

 

 

五等分の花嫁7巻第55話の感想 「フータローへ告白するため頑張る」

期末試験が始まった。三玖はある目的のために勉強を頑張る。

 

五等分の花嫁7巻より引用

 

ここからは5つ子が1話ずつメインの話が続きます。トップバッターは三玖。

 

バレンタインデーにチョコをフータローへ渡すつもりの三玖さん。頑張って手作りしようとします。

ただ冷静に考えれば、フータローは貧乏舌なので、別に味を良くする必要性は低いと思うのですけどね。まあ、できるなら美味しいものを渡したいという気持ちはわかりますが。

 

健気に頑張る三玖を見て、一花と二乃が手助け。そして完成するチョコ。まあ、ロマンチックということとは程遠いですけど、フータローが美味しく食べてくれたので大成功でしょう。

 

そして勢いに乗るという訳ではありませんが、三玖はとうとう腹を括ります。ある条件を満たしたら「フータローへ告白する」と一花に宣言したのです。

 

三玖の中では、一花こそフータローを巡るライバルという意識があるのでしょう。だから一花だけに宣言したのだと思います。

 

条件達成のために努力する三玖。恋する乙女強いです。そして期末試験は全科目赤点回避達成。

 

あとは他の姉妹の結果を待つのみ。さあ、条件を満たしてフータローへ告白することになるのでしょうか?成否は第59話で明らかになります。

 

五等分の花嫁7巻第56話の感想 「初めて勉強で報われた」

期末試験が始まり、試験を受ける四葉。他の姉妹のためそして自分のため赤点全科目回避に全力を挙げるが。

 

五等分の花嫁7巻より引用

 

今回は四葉メイン。フータローの学校に転入してきた5つ子ですが、その原因は四葉にあったのです。でもよく他の4人は不満を言うこともなく一緒に転校しましたね。

すべて5つ子の結束力がなせる業なんでしょう。でもそれが四葉を苦しめている要因でもあります。

 

これ以上迷惑を掛けないため、息抜きでやってきた遊園地でも勉強する四葉は健気ですし、可哀想な気がします。

何かこういう四葉はあんまり見たくないですね。四葉って笑顔で人懐っこいのが魅力なので。

 

そんな四葉の勉強を見てあげようとするフータローですが、あることに気付きます。観覧車の中で二人きりになったのは無駄じゃありませんでしたね。

 

まあ言葉とは裏腹に、四葉は案外マンツーマンならぬマウストゥーマウスを期待していたのかもしれませんが。

 

そして時間が飛び、期末試験の後。フータローの作戦がバッチリハマり、四葉も全科目赤点回避達成です。

 

 

五等分の花嫁7巻第57話の感想 「自分の進路を見つけた」

期末試験に臨む五月。そんな五月が目指すものとは?

 

五等分の花嫁7巻より引用

 

今回は五月がメイン。たぶん5つ子の中で一番フータローへ対する好感度が低い五月。残念ながらこの話でもフータローへの好感度はあんまり上がらなかったと思います。

 

でもフータローへ感謝はしてますよ。フータローが思いついた作戦のおかげで自分の夢が具体化したようなものですから。

 

母と同じ先生になりたい。

 

未だ赤点回避のために頑張っている五月からすれば、まだまだ実現するまで大変な夢です。でも今回のことでやればできるという確信が生まれたはず。

 

無事全科目赤点回避達成。さあ、五月が夢の実現に向けて動き出します。

 

まあそれはいいけど、そろそろフータローへ対する好感度上がってくださいよ。何か四葉より好感度下になったような気がするんですけど。

 

五等分の花嫁7巻第58話の感想 「無意識に三玖の告白を妨害した?」

試験に臨む一花。三玖を応援した気持ちがある一方、風太郎に対する想いも捨てられないようだが。

 

五等分の花嫁7巻より引用

 

今回は一花がメイン。三玖を応援している癖に、フータローと自分がくっつけば、たぶんフータローは紐になっちゃうだろうなと妄想する一花。

 

やっぱりフータローを諦めきれないのでしょうね。そしてそれは三玖もわかっているのでしょう。だからこそ、前述したように一花だけに試験後に告白すると通告したのでしょうね。

 

まあ、三玖の通告は、一花も自分の気持ちに素直になれというある意味エールだったようにも思えます。何やかんや言って姉妹ですからね。

 

でも結果は残酷です。一花の頑張りが三玖の条件成就の阻んでしまったのですから。

 

そしてこの話の最後の一花の表情。それは妹の恋を応援する姉というより、恋の邪魔をする悪魔のような感じに見えてしまいますわ。

 

五等分の花嫁7巻第59話の感想 「二乃がフータローに告白しちゃった」

試験の臨んだ二乃も全科目赤点回避に成功する。しかし二乃は一人父親の元へ。マスターにバイクを借りた風太郎は二乃の元に走る。

 

五等分の花嫁7巻より引用

 

最後は二乃。この話のメインはもちろん「二乃がフータローへ告白したこと」。まさかこんなことになるなんて。ホント乙女心はわかりません。直前まで憎まれ口を叩いていたのに。

 

やっぱり自分を迎えに来てくれたという点で一気に好感度が上がったのでしょうかね。イメージ的には白馬に乗った王子さまが向かえに来てくれたようなもんなので。

二乃って案外ロマンチックなところがあるので、こういうシチュに弱いのかも。

 

もちろんそれまでの積み重ねはあったのですけど、迎えに来たのがトドメだったと思います。

 

二乃は当然三玖の気持ちにも気付いています。つまりそれでもなお自分の気持ちを優先させたのですから、三玖との争奪戦は必至。

 

三玖は一花がライバルと思っていたのに、まさか二乃まで参戦なんて予想外のはず。次巻で二乃もフータローに恋したと三玖が気付く場合、三玖はどんな反応するか見物ですわ。

もちろん気付かないまま進行する可能性もありますけどね。

 

終わりに

今巻はここで終了です。

ネタバレもありますが、この記事を読んだけでは不十分ですし、やっぱり漫画は絵がメイン。気になった方はコミックスを購入してみましょう。


またAmazonのレビューを見るだけでも面白いですよ。いろんな意見があることがわかるので。

第7巻のAmazonレビューはこちらからどうぞ。

 

 

二乃の告白。フータローはどんなリアクションを取るのでしょうね?まあ、漫画特有のフータローが難聴になってしまうという可能性もありますが。

 

それにしても告白するくらい二乃のフータローへ対する好感度が高まっているのは意外でした。好感度が高まっているのはわかってましたが、せいぜい一花よりちょっと下ぐらいだと思ってたのに。

 

まあ、二乃は三玖の気持ちも察しているでしょうから、先手必勝と考えたのかもしれませんね。1巻では睡眠薬使ったり、勉強の邪魔をしていたのと同じ人物とは到底思えませんが。

 

現状の好感度順を個人的に考えてみるとこんな感じですかね。

 

1:三玖or二乃

2:一花

3:四葉

4:五月

 

最初の出会いのことが影響して好感度がなかなか上がらない五月が最下位。フータローに対して最初から融和的だけど、フータローへの気持ちがわからない四葉。

 

フータローへの好意に気付いているけど、三玖を応援したい気持ちとの板挟みになっている一花。そしてフータローに一途な三玖と告白した二乃。

 

上位と下位の差が大きくなっているようにも思えますが、そろそろ四葉や五月の逆襲がみたいですね。

まあ、五月は最下位ですが、らいはとの信頼関係というアドバンテージがあるので、それを使って一発逆転もありえます。

 

その一方、四葉は最初からフータローとの距離が変わらないような気がします。ただネットだと零奈=四葉説が根強く、それが本当ならば、最初から好感度がマックス状態で勝負ありってなりそうですけどね。

 

まだまだ予断を許さないフータロー争奪戦。次巻も楽しみです。

 

第8巻の感想記事はこちらからどうぞ。

【漫画】五等分の花嫁第8巻の感想 「メインヒロインは三玖としか思えない」

 

第8巻では愛の暴走機関車二乃さんが大暴れするかと思ったら、いつの間にか三玖無双になってましたわ。