【漫画】冴えカノ恋するメトロノーム第8巻の感想(ネタバレあり) 「試験<詩羽先輩の原稿」

 

感想(ネタバレあり)

 

第7巻で

不死川書店の広報担当を

殴ってしまった倫也。

このまま詩羽先輩の担当解任か?

と思ったら、

大人たちの智略(恫喝?)で

何とか詩羽先輩の担当に

留まることになりました。

 

さあ、純情ヘクトパスカルの

アニメ化まであと少し。

 

今回はどんな難題が

待ち受けているのでしょうか?

(難題が持ちあがるの前提?)

 

 

詩羽先輩一人にしておけない

 

本編でよく見る風景なのに

こっち(恋するメトロノーム)では

全然見ないもの。

 

それが倫也の部屋に

ヒロインが来訪するシーン。

 

まあこっちでは倫也は

詩羽先輩の担当編集なので

打ち合わせは詩羽先輩の部屋や

不死川書店内やるのが普通ですからねえ。

 

でもこの8巻にしてようやく

倫也の部屋での打ち合わせのシーンが。

 

初めて倫也の部屋に来る文雄ちゃんは

興味津々。

部屋に入るなり

アニメグッズに関心する一方、

服の少なさにツッコミ入れるなど

やりたい放題です。

 

さて今回3人が集まった理由は

詩羽先輩が担当する

アニメの台本について。

 

これまでに何回か提出した

アニメの台本がすべて指し戻しに

なってしまったのです。

 

詩羽先輩、

小説書くときの癖が抜けず、

脚本に詳細な描写などを入れ過ぎて

およそアニメの脚本ではないような

ものに仕上げてしまった模様。

 

これって原作本編の5巻と被りますね。

詩羽先輩が書いたゲームのシナリオに

倫也がツッコミ入れて二人で2日間

倫也の部屋で缶詰したことと。

 

まあ今回は文雄ちゃんもいるので

二人っきりにはなりませんが。

 

3人で頑張った結果、

前に提出したものよりは

マシになりますが

あるシーンに対する詩羽先輩の

拘りのために、

また停滞することになってしまいます。

 

アニメにすれば

1分ぐらいのシーンに

なるはずのところを

そのシーンに対する想いのために

削ることができない詩羽先輩。

 

たぶん詩羽先輩一人だけなら

この問題を

解決できなかったかもしれません。

 

でも今回は頼もしい仲間(?)が

二人もいるのです。

 

その2人のアイデアで

何とかこの問題の解決!!

つ~か、脚本でそういうことをするなんて。

 

どういう方法を取ったのかは

是非ご自身で読んで確認してくださいね。

 

豊ヶ崎の劣等生

 

原作本編でも

あまり触れられていないもの。

それが倫也の成績。

 

詩羽先輩は高校時代、

いつも授業中居眠りばかりしていたのに

ずっと学年1位を死守していましたが

一方の倫也は・・・。

 

実は倫也さん、

豊ヶ崎という進学校に在籍している癖に

試験で赤点連発するほどの劣等生。

 

もちろんどっかの作品のお兄さま

と異なり、

正真正銘の残念な成績。

 

倫也自身は成績を

それほど気にしていませんでしたが

赤点取った者は

追試に合格するまで

拘束されるということになり、

編集の仕事に支障をきたすことに。

 

さすがに隠し通すことはできず、

詩羽先輩、町田さん、そして竹下Pに

事情を話す倫也。

 

このシーン、

倫也が3人に

見下されているように見えるの

私だけでしょうか。

 

まあ3人とも早応大学という

有名私立大学のOGと現役生ですので

勉強できない人間=屑と

内心思っているのかもしれませんが。

 

それに対して

高卒でもいいし、

別に高校中退でもいいと

宣う倫也に厳しいお言葉が

飛んできます。

 

まあ分別のある人間なら

そう言うでしょうよ。

 

ただ3人とも

将来的に進学して

大学に言った方が良いと

倫也を諭していますが

町田さんと竹下Pは漫研の活動に没頭し、

あとの1人はまともに講義に

出ていなかったんじゃ?

 

結局詩羽先輩が

臨時の家庭教師となり

倫也の勉強を見てあげることに。

 

何やかんやで倫也が羨ましいと思う

お話でした。

 

 

44日間だけの苗字呼び捨て

 

アッという間に

時間はクリスマス直前、

倫也の誕生日。

 

倫也のために誕生日プレゼントを

用意している詩羽先輩でしたが

文雄ちゃんからのプレゼントに

大喜びする倫也の前で

自分のプレゼントを渡すことができず。

 

その後倫也と詩羽先輩は

電車に乗って帰宅することになりますが

倫也が思いがけない行動に。

 

「霞ヶ丘!」

 

まさかの苗字呼び捨てです。

 

倫也が18歳になったことで

倫也と詩羽先輩は同い年に。

次の詩羽先輩の誕生日までの44日間。

 

この44日間は詩羽先輩にとって

何ものにも代えられない貴重な時間なのです。

 

それを理解している倫也は

この期間中、

詩羽先輩のことを

苗字呼び捨てにすると宣言。

 

呼び捨てよりも

倫也が自分の心情を理解してくれたことが

詩羽先輩は嬉しかったと思いますね。

ここは。

 

しかしまあ、

原作本編では詩羽先輩の気持ちに

応えない癖にこっちでは

詩羽先輩に応えまくりですなぁ。

 

入試よりも大事なもの

 

また時間が過ぎて

とうとう倫也の大学入試。

ホントスピードが早すぎる。

 

あとがきで丸戸先生が

書いている通り、

いつの間にか原作本編の時間軸

飛び越えているし。

 

倫也は全部で10回(10校?)

試験を受けるようで

精神的にきつい日々が続きます。

 

一方詩羽先輩は

純情ヘクトパスカル第5巻の原稿を

書きあげて、

その原稿を町田さんに送ろうとしますが

いつもの癖で

倫也にも送ってしまうことに。

 

午前中の試験を終えた倫也は

送信されてきた

その原稿を見てしまい・・・

 

うん、倫也の中では

試験<詩羽先輩の原稿

ってことなんですね。

 

でもこれって

逆に詩羽先輩に

苦しめると思うのですけど。

 

 

おまけは3本

 

コミックスのお楽しみ、

おまけ漫画は今回3本(うち1本は4コマ×4)。

 

個人的には3本目が一番良かったですね。

 

詩羽先輩と文雄ちゃんが

倫也の家で

脚本の

打ち合わせすることになった時の話。

 

詩羽先輩と文雄ちゃんは

一緒にお風呂の入りましたが

詩羽先輩がのぼせてしまい、

文雄ちゃんが手当てすることに。

 

しかしまあ

文雄ちゃんのマッパが

ここで見れるとはw

 

スタイル的には詩羽先輩には

敵いませんが

文雄ちゃんお尻がキュートですw

 

その文雄ちゃん、

詩羽先輩を脱衣場まで

担いでくると

詩羽先輩に悪戯を始めます。

 

どんなことをしたかは

是非買って読んでくださいね。

最後のおまけ漫画だけでも

買う価値あるかも。