【ラノベ】はめふら第5巻の感想 「本編の隙間を埋める短編集みたいな感じ」

 

感想(ネタバレあり)

 

他の巻と比べて評価が低い第5巻。

その理由は本編が全く進まず、短編集のような形を取っているからでしょう(作者さんは番外編と呼んでます)。

 

ファンは本編の続きが読みたかったのに、本編が進まず短編集だったのですから不満が溜まったのかと。

それに加えて短編の半分以上はなろう版で公開されてたもの。

 

そりゃあ他の巻に比べて口コミが辛口になりますよ。

 

ただ第5巻にも良いところがあります。

 

良いところ1つ目。

短編の間に漫画が収録されているところ

キャラの気持ちがわかるような内容の漫画もあるので、ファンなら必読です。

 

良いところ2つ目。

短編の残り半分は本編の隙間を埋める内容であるところ

またカタリナをライバル視するお嬢様の話やニコルのお見合話も収録されております。

 

 

個人的にはこの第5巻、結構お勧めですわ。

 


第4巻の感想記事を読みたい方は以下のリンクをご利用ください。

【ラノベ】はめふら第4巻の感想 「キースがとうとう言っちゃった」

 

 

ジオルドを狙うカタリナのライバル登場!しかし怒らせてはいけないキャラを怒らせた

ジオルドの婚約者になったカタリナ。

当然カタリナに嫉妬する令嬢も。

そんな一人が「マーシャ・キャトリー」。

 

前世の記憶が戻る前のカタリナのようなタイプの侯爵令嬢です。

 

まあ一度カタリナを潰そうとして親子そろって僻地に飛ばされたのですが、カムバックに成功。

そして性懲りもなくカタリナを潰そうとします。

 

カタリナに一矢報いて勝利を確信するマーシャですが、それ自体罠で…。

 

この話、カタリナに対するマーシャの復讐劇のような形を取っていますが、カタリナに対するジオルドの気持ちがしっかりと描かれております。

そのおかげでジオルドがカタリナに執着する理由の一端がわかるかと。

あとジオルドの怖さと執念深さも上手く描かていますわ。

 

 

またカタリナの守るためにジオルドとあるキャラが共闘します

お互い性格が似ているので嫌っているのですが、カタリナを守るためだったら手を組んだりするのですね。

 

 

あと勘違いでカタリナに救われたと思い込んだマーシャは…。

完全に王道パターンですわ。

 

 

 

キースをシスコンにした元凶はやっぱりカタリナだった

本編では生粋のシスコンに成長したキース。

キースがシスコンになった原因はもちろんカタリナですが、具体的にカタリナがどんなことをしたかが描かれています。

 

そりゃあ、思春期前の少年にそんなことをしたらシスコンになりますよ…ってことがてんこ盛り。

 

あとアニメ3話で描かれていたカタリナが15歳なった直後に出席した舞踏会の話。

キースがカタリナの首筋をゴシゴシするシーンがありましたが、あの時のキースの心情が描かれております。

 

 

アランとカタリナだけの午後

魔法学園卒業まで数か月。

他のキャラの邪魔が無い中、一緒にご飯を食べたり、一緒に木に登ったりして楽しむアランとカタリナのお話です。

二人とも良い雰囲気ですわ。

 

それにしても本当にカタリナって8歳の時から全く進歩してませんね。

でもそこがいい。

アランもそんなカタリナに魅かれるのでしょうね。

 

自分の気持ちに気付いているのに一歩踏み出せないアラン。

そしてこの気持ちをカタリナへは伝えないと決めているようです。

変なところで頑固なんだから。

 

あと今巻でアランはメアリが好きな相手を知ることになるような記述が

それを知った上でもアランはメアリに協力するのでしょうかねえ。

続きが気になりますわ。

 

ニコルがお見合い相手に説教される

伯爵家の跡取り息子であるニコル。

カタリナに対する秘めたる想いはそのままですが、親のため、伯爵家のためにお見合いをすることになります。

 

ところがどっこいニコルの魔性の魅力のためにお見合いは失敗続き

そして最後に魔法学園の後輩とお見合いをすることになりますが、まさかニコルが説教を食らうとは。

 

それ以前にニコルの魅力に屈しない女性がいることが意外です。

カタリナでさえ、ニコルの魅力には抗せないのに。

 

ニコルはこの女性と結婚すればいいのにと思えてきます。

まあ、このお見合い相手の女性はニコルに興味が無く、キャリアウーマン思考なので、跡取りの息子の嫁には向きませんが、ニコルに説教できるその度胸は捨てがたいです。

 

あとソフィアがニコルにカタリナを奪っちゃえと唆すその理由の1つがわかります。

ごく近くに略奪婚した人間いれば、そりゃあカタリナを奪えといいますわ

 

 

 

乙女トークでわかる各キャラの恋愛事情

鈍感力マックス状態のカタリナ。

しかし鈍感なのはカタリナだけではなかったというお話です。

 

正直鈍感じゃないのはメアリだけ。

ソフィアもマリアも自己評価が低いせいで鈍感力が結構高くなっているようです。

なんかカタリナと似ていますね。

カタリナも自分が悪徳令嬢だという認識だからこそ、他のキャラからの好意を過小評価しているので。

 

あとこの世界の貴族って貞操観念は結構低いようです。

お見合い婚ばかりというのが逆に貞操観念を低くしているのは笑えませんわ。

 

ただ本作の主要キャラについてはみんな一途で他のキャラに懸想するような奴はいませんけどね。

 

 

漫画でわかるカタリナを巡る派閥争い

今巻にはラノベと思えないくらい漫画が収録されており、ガールズトークだけでなく、ボーイズトークの漫画も描かれております。

 

そして個人的に一番興味深かった漫画がカタリナを巡る派閥の説明をしている漫画です。

 

キースやカタリナママを首魁とする「カタリナに王妃は務まりません派」。

そしてそれを応援する3つの派閥。

 

これら4派閥に対するのがジオルドの「カタリナは僕の妃にします派」。

 

カタリナを巡って派閥が形成されてカタリナを奪い合う。

本当にカタリナって罪深いですわ。

本人は全く気付いてませんが。

 

ちなみにこれらの派閥以外にダークホースとみなされるキャラが一人。

現状カタリナに一番近くにいる人物であり、たぶんカタリナが国外追放になっても絶対に一緒にいくだろうというキャラです

 

案外このダークホースと一緒に外国いくのがカタリナにとって一番幸せなのかもしれませんね。

最近はカタリナの影響を受けて農業にも詳しくなっているようですし。

 

はめふら第5巻を読み終わって

本編は全く進んでおりませんけど、十分楽しめる内容だったと思います。

Amazonの口コミなどは確かにその通りだと思いますが、実際に本を読んでどう思うかは人に寄って違います。

私なんかは口コミ読んで期待度が低い状態だったので、返って面白く感じたのかもしれませんが。

 

アニメを見て面白いと思った人なら十分に楽しめる内容だと思いますわ。

 

さて次巻では本編が進んでくれることでしょう。

カタリナは魔法学園を卒業してどうなるか?

次巻も楽しみです。