【ラノベ】はめふら第4巻の感想 「キースがとうとう言っちゃった」

 

感想(ネタバレあり)

 

「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」、略してはめふら第4巻の感想記事です。

 

今回のメインはキースを巡るお話。

これだけカタリナに心配されたらキースも本望でしょう。

そして最後の最後でキースが一世一代の大勝負に打って出ます

 

まあ、タイミングとしては遅いくらいですが、ここで勝負に出なければジオルドを止められませんからね。

やっちゃったという点ではジオルドと並んでいたキース(ジオルドは3回キースは1回だけど)。

宣言したという点でもジオルドに並んだことになります。

ジオルドもうかうかしていられませんわ。

 

 


第3巻の感想記事を読みたい方は以下のリンクをご利用ください。

【ラノベ】はめふら第3巻の感想 「ジオルドがカタリナの大事なものを…」

 

第3巻は学園祭の最中にカタリナが誘拐されちゃうお話。

新キャラが多数登場し、最後の最後でカタリナはジオルドにあれを奪われちゃいます。

 

 

 

ジオルドVS他のキャラの冷戦は続く!そしてキースが家出?

第3巻の終盤。

カタリナの初めてと2回目を奪ってしまったジオルド。

2回目は他のキャラの前で奪ってしまったので、当然カタリナを狙う他のキャラの恨みを買うことになります。

 

もちろん全員カタリナ一派の者たち。

カタリナの前で激しい対立を見せたりはしません。

 

しかしジオルドがカタリナに近づくと以前以上にブロックをするようになったシスコン。

わざとジオルドに仕事を振ってカタリナと会う時間を減らそうと画策する緑の手さんなど、ジオルドを邪魔する気満々な奴らしかいませんわ。

 

そんな確執が続くと思ったら、いきなりキースが失踪という事態に。

書置きがあったので失踪の理由はそれだと思うが普通なんですが、なぜかカタリナ母はキースの失踪理由を「キースがカタリナのお世話に疲れたから」と結論づけてしまいます。

 

確かにキースはカタリナの世話をしてますが、それはカタリナが好きだからやっていること。

むしろキースからすればご褒美という気持ちだと思いますけどねえ。

 

 

まあカタリナ自身、キースに迷惑掛けすぎたという自覚があったので、キースを連れ戻すために度に出ることにします。

 

そこは「使用人使って探せばいいじゃん」とツッコミ入れたくなりますが、そこはラノベなのでツッコンでも仕方ありません。

 

カタリナは信頼できる仲間たちと一緒にキース連れ戻しのための旅に出発することになります。

このメンバー(カタリナ、ジオルド、マリア、ラーナ、ソラ)で波乱が起こらん訳ないでしょうけど。

 

特にジオルドとソラ(3巻のルーフェス)の間では絶対にもめ事起こるはず(読者としては起こって欲しい)。

そしてその予想通りとなりました。

 

 

キースの失踪は家出ではなく誘拐でした

ラーナが持ってきた魔法のクマのぬいぐるみを使ってキースの痕跡を辿るカタリナたち。

当然カタリナはキースを心配する一方、この機会を大いに満喫します。

 

美味しいお菓子を食べたり、マリアとお喋りしたり。

 

そしてジオルドもカタリナにちょっかいを出そうとしますが、それを阻止するソラ。

どうやらソラはメアリから「ジオルドがカタリナに接近し過ぎないようにする役目」を命じられてたようで、思うようにジオルドはカタリナに近づけません。

 

ジオルドはキースが心配なカタリナに配慮して今回ちょっかい出すのを諦めますが、その隙にカタリナにちょっかい出すソラ。

 

おいおいお目付け役が手を出してはいかんやろ。

まあメアリからの命令はジオルドの阻止だけ。ソラ自身がカタリナに接近するのは命令の範囲外なんでしょうね。

 

個人的にはカタリナはソラと一緒に外国へ逃避行するエンドが一番落ち付くような感じがしますわ。

今のカタリナ一派の誰とくっついても荒れると思うので。

 

あとキースの失踪が家出ではなく、闇の魔法を操る者による誘拐であることがラーナの口から明らかになります。

ホント本作って誘拐が好きですねぇ。

まあ貴族がピンチに陥るのって誘拐されるくらいしかないですからねえ。

 

 

大事な義弟(キース)のためカタリナは行動する

 

キースが捕らえられているアジト。

予想以上に手ごわいようで、ラーナは魔法省からの援軍が来るのを待つと宣言しますが、それに納得しないキャラが一人。

 

もちろんそれはカタリナです。

 

大事な義弟が危険に晒されている。

それを看破できなカタリナはすぐに乗り込むことを主張します。

 

正義感の強い主人公の言いそうなことですが、カタリナが言うと何か意外に聞こえてきます。

そしてカタリナを止めるどころがカタリナに同意したのがジオルド。

 

今カタリナを止めても無駄ということでジオルドはカタリナの意見に賛同したようですが、カタリナのことは自分がよく知っていると言わんばかりの物言い。

ここにメアリやキースがいたらどんな顔をするでしょうかねえ。

たぶん露骨に嫌な顔をするか、自分だってカタリナの気持ちはわかっているとアピールすると思いますわ。

 

 

カタリナがキースを助けるために奇跡を起こす?

しばらくはシリアスなシーンが続きますが、そう長くは続きません。

途中は省きますがキースは助かりました。

カタリナのおかげで。

 

別にカタリナのキースを想う心が奇跡を起こしたのではありません(一助にはなったけど)。

たまたま手に入れたアイテムのおかげでキースに取りついた闇の霧を倒しただけですから。

ただのご都合主義です。

そのご都合主義を面白くするのは作者さんの腕なんでしょうね。

 

目覚めたキース。

でもまだ夢の中にいると誤解したキースは自分を抱いて泣いていたカタリナに…。

はい、第3巻でジオルドがカタリナにやったことと同じことをしちゃいました。

義理とはいえ弟なのに。

 

ま、まあ、夢だと思っていたから、そして家族だから一応セーフ…ってならんやろ。

隣にはジオルドだっていたのに。

 

案の定、ジオルドはご機嫌斜め。

ただキースの状態を考えるとキースに怒りをぶつけることもできないし。

ジオルド王子、ご愁傷さまです。

そうとしか言えません。

 

本作を読んでいて初めてジオルド可哀想だと思いましたわ。

 

と思ったら、ジオルドやりやがった。

消毒だと称してキースと同じことを。

これでジオルドは通算3度目。

 

さっき可哀想と思ったの取り消します。

 

 

カタリナの愛犬ポチ爆誕!そしてキースは告白する

キースを救出し一件落着…とはいきません。

肝心の首謀者を取り逃がしてしまったので。

まあ、今後その首謀者であるサラと名乗る女とカタリナがいろいろなところで対峙することになるのでしょうねえ

 

さて今回の一件でカタリナは愛犬をゲットすることになります。

ポチと名付けられたこの犬。

実は…。

 

まあ、その辺はご自身で購入してご確認ください。

Amazonのkindleだとお得な金額で購入できますよ。

どうせ買うなら今がチャンスです。

 


ちなみにこのポチ。

結構ヤバい奴のようです。

まあカタリナの近くにいるならば危険はなさそうですが。

 

前世では犬に嫌われていたカタリナ。

初めて自分に懐く犬をゲットし、幸せな時間を過ごしているようです。

そしてこのポチのおかげで就職が本決まりになったのですし。

 

爆誕した事情はともかく、カタリナには願ったり叶ったりのペットだと思いますわ。

 

 

ようやく目を覚ましたキース。

カタリナはキースが夢だと思ってやってしまったことを伝えます。

そしてそのことでキースの心が決まりました。

 

カタリナへの告白。

え?ここでしちゃうの?

ここでカタリナ争奪レースに名乗り上げちゃうか。

まあ、カタリナ以外のキャラはみんなわかってましたけど、カタリナ自身にそれを知らせるのは大きい一歩です。

下手すればカタリナがキースを避けるようになるかもしれませんし。

それでもあえてプロポーズしたキースはまさに一世一代の大勝負に出たといっても過言ではないでしょう。

 

果たしてキースの想いはカタリナに伝わるのでしょうか?

 

 

お留守番を強いられたキャラ達の心情

キース捜索の旅に同行できなかったキャラ達の心情もしっかりと描かれています。

 

個人的にはメアリの心情が一番良かったです。

自分の野望に素直で、その目的のためならば婚約者だって利用するという覚悟がすばらしいと思いました。

そりゃあジオルドも警戒しますわ。

 

あのかよわいキャラがここまでの腹黒一歩前ぐらいのキャラに成長するとは。

カタリナの影響力ハンパないです。

 


メアリに比べるとアランは純粋というかちょっと可哀想ですね。

「あなたメアリに利用されていますよ」と本当に言いたくなります。

 

ジオルドやメアリに比べたら断然カタリナにアランはお似合いだと思いますわ。

 

 

あとソフィアの気持ちも書かれていますが、ソフィアもジオルドを危険人物だと認識してたのですね。

そういう素振りを見せなかったので、ジオルドについては何ら思っていないと考えていたのに。

 

まあ、ソフィアはカタリナとニコルをくっつけてカタリナの義妹としてカタリナと一緒にいることが目標。

ジオルドはやっぱり目の上のたん瘤なんでしょうね。

 

以上のキャラ以外にもニコルやラファエルの心情も書かれております。

 

 

はめふら第4巻を読み終わって

今巻はここで終了。

カタリナ争奪レースはトップをひた走るジオルドにキースが猛追始めたと言ったところでしょうか?

キースには分の悪い戦いですが、義弟なのに告白したのは立派です。

 

カタリナからはしばらく避けられるか誤解されるかの二択ですが、ジオルドの独走を止めるには仕方がなかったと思います。

 


ただ今回の告白。

他のキャラにも知られてしまいましたので、今後他のキャラにも大きな影響を与えることになるでしょう。

特にアランとニコル。

ニコルはともかく、アランは自分の気持ちとメアリへの申し訳なさで苦しくなりそうな気がしますね。

まあ、メアリはメアリでアランなんて眼中になく、ジオルドとキースをどうするべきかで頭がいっぱいでしょうから。

 

次巻はたぶんカタリナ達が卒業してカタリナが魔法省で働く話になると思います。

次巻も楽しみですわ。