【漫画】五等分の花嫁 第1巻の感想「三玖の可愛さに読者はメロメロになるかも」

感想(ネタバレあり)

 

2019年冬クールに

アニメ放送が開始される本作。

 

 

正直あまり興味が

ありませんでしたが、

アニメ版のキャストが

発表されて興味が沸き、

今回購入して読んでみました。

 

はい、

普通に面白いです。

ラブコメの良いところ全部

入れ込んでいるので

ラブコメ好きな人だったら

ほぼ100%ハマることでしょう(言い過ぎ)。

 

そして何より1話のラスト。

衝撃的過ぎる。

一体相手誰?

ヒロインが5つ子なので

誰だか判別できない。

 

まあともかく面白いです。

アニメ版も俄然楽しみになりましたわ。

 

 

第1話の感想 「五月との最悪の出会い!!そして衝撃のラスト」

高校2年生の上杉風太郎は今日も焼肉定食(焼肉抜き)で昼食を取ろうとするが、自分の定番の席を別の学校の制服を来た女子と取りあいに。

この時風太郎は、後にこの女子の家庭教師になるとは夢にも思わなかった。

 

五等分の嫁第1巻第1話より引用

 

第1話ですので、

キャラ紹介と設定が

メインです。

 

主人公の上杉風太郎は

成績優秀だけど独善的。

いわゆる嫌な奴。

 

普通ならこれに金持ち属性が

付いてきそうですけど、

属性はまさかの貧乏。

 

もしかして貧乏だから

こんな捻くれた性格に

なったのでしょうか?

 

仮にもう少しまともだったら

五月との出会いもマシだったでしょうし、

あんなに苦労して謝罪する必要も

なかったでしょう。

 

あと風太郎には

可愛い妹がおり、

1話を見ただけでもシスコンって

感じが漂っています。

 

頭はいいけど、

性格が最悪。

その上貧乏でシスコン。

 

普通ラブコメの主人公には

適しているようには思えませんわ。

 

でもこの風太郎が

ああなっちゃうのですよねえ。

 

この1話のラスト、

ホント衝撃的です。

 

でも上手いですよねえ。

ヒロインが5つ子なので

相手が現状絞れないのですよ。

 

衝撃的なシーンで

顔が分かるのに特定できないなんて。

 

そりゃあ相手は誰なのか

知りたいので

続きを読みたいと思うのが普通ですよ。

 

作者さんの術中にハマっているようで

嫌ですけど、

やっぱり続きが読みたいと思わせる

第1話でした。

 

ああ、もちろん風太郎だけでなく

5人のヒロインも軽い紹介もあります。

5つ子でも性格はみんな違うのですねぇ。

 

第1話の時点では

4女の四葉が一番印象が良いです。

 

 

第2話の感想 「5人とも頭が残念な子だった」

5つ子の父親から卒業まで導いて欲しいと依頼された風太郎。

報酬のため引き受ける風太郎だったが。

 

五等分の嫁第2話より引用

 

第1話で一通りキャラ紹介がありましたが、

この第2話はさらにキャラ毎の性格などが

掘り下げられます。

 

ただやっぱりというか

5つ子は一癖も二癖もある子ばっかりですねえ。

 

今のところ風太郎に

協力的なのは4女の四葉だけ。

 

本当なら

一番味方になってくれそうだった

五月と敵対したのが痛かったですねえ。

 

まあ、全部五月を邪険に扱った

風太郎のせいですけど。

 

ただその五月も風太郎の家庭の

事情を知って少し同情的になったのは

よかったです。

 

しかしこの分だと

メインヒロインは五月になりそうな気配

ですねえ。

 

五月と風太郎の関係って

ラブコメのある意味王道ですからね。

今度どんな進展を見せるか期待です。

 

 

そういえば今回も

最後の最後で大変なことが

わかりました。

 

それは5つ子全員、

頭が残念な子だったということ。

 

そりゃあ、家庭教師を

雇いますよ。

 

第3話の感想 三玖の正体は歴女だった

5つ子の家庭教師を始めた風太郎。

しかし勉強嫌いの5つ子は風太郎から逃げるありさま。

そんな中、風太郎は三女の三玖から屋上に呼び出されるが。

 

五等分の嫁第3話より引用

 

今回から個別の話ですかね。

まあ、2話も五月の個別の話と

言えなくもないですけど、

この3話は完全に三玖の話です。

 

しかし風太郎でなくても

女子から屋上に呼び出されたら

そりゃあ「告白?」と思いますよね。

 

風太郎は完全に拗らせて

恋愛なんて無駄なものと

判断しているようですけど、

やっぱり少なからず期待感が

あった感じですねえ。

 

でも当然呼び出しの理由は違う訳で。

 

正直、そんなことを呼び出したのかよ

と多くの読者は思ったはず。

 

でもこんなどうでもいいことが

突破口になったりするのですよ。

 

現にここから三玖=歴女であると

わかったのですから。

 

しかし歴女と言っても

三玖の方は

戦国武将の逸話に偏ってますからね。

 

仮に日本の戦国時代を

マスターしているとしても

日本史全体で見れば

ほんのちょっとマスターしただけ。

 

だいたい、

秀吉のあだ名が禿ネズミなんて

日本史の問題で出る訳ないし。

 

 

まあ、歴女とわかっただけでも

大収穫。

 

三玖を屈服させるために

風太郎の巻き返しが始まります。

 

第4話の感想 「一人ができることは全員できる」

三玖にリベンジするため、必死に戦国武将の勉強をする風太郎。

そして三玖との対峙するが、三玖に逃げられてしまい…。

 

五等分の嫁第4話より引用

 

今回は風太郎が三玖に

リベンジする話と共に

三玖の魅力(可愛さ)が

いっぱい詰まった話です。

 

第2話の感想のところで

五月がメインヒロインと書きましたが

あれ間違ってました。

 

メインヒロインは三玖です。

 

もうね、可愛いとしか言えません。

他の姉妹劣等感を持ち、

卑屈になってるけど、

風太郎の言葉に感化されて

図書室にやってきた時の

一枚絵は素晴らしいし、

そこで三玖の言った一言、

 

「責任とってよね」

 

 

おそらくここで

五月から宗旨替えした

読者いっぱいいるはず。

 

私もあっさり五月派から

三玖派に乗り変えました。

 

この4話は第1巻の中の

ベストストーリーだと思いますわ。

 

 

第5話の感想 「ラブコメの定番、スケベイベント発動」

マンションで勉強を教えようとする風太郎。

ところが二乃の策略により、三玖以外全員いなくなってしまう。

残った三玖だけにも勉強を教えようとするが。

 

五等分の嫁第5話より引用

 

今回は侍女の二乃のメイン回。

風太郎を余所者とみなし、

排除しようとする二乃。

 

そういえば第2話で

風太郎は睡眠薬を盛られて

追い出されていましたね。

 

結構この二乃を手懐けるのは

大変そうな気もしますが、

この手の人間って

味方判定した途端、

態度変わりますからね。

 

まず風太郎は

味方判定してもらえるように

懐に飛び込まなければ

いけませんけど、

ラブコメ定番のスケベイベントが

二乃相手に発動してしまい、

好感度がダダ下がり。

 

さらに悪いことに

一番潔癖そうな五月にまで見られて

さらに五月の好感度も…。

 

ホント味方は三玖だけって

様相になってきましたわ。

 

でも三玖は風太郎に

落ちつつあるので

風太郎がよっぽどの地雷を

踏まない限り大丈夫でしょう。

 

まあ、そのうち

風太郎だったら踏みそうですが。

 

 

終わりに

 

第1巻はここで終了。

普通に面白かったですし、

続きが読みたいと思いました。

 

ホント第4話の

三玖の可愛さとセリフに

メロメロになりますわ。

 

あと書き下ろしオマケ漫画が

最後に付属しております。

3ページの短いものですが

本編見た後だと…。

 

風太郎が怪しむのがよく

わかりますわ。

 

ヒロインは可愛いいし、

話のテンポもいいし、

ストーリーもよく練られています。

 

アニメ化されて当然の作品ですわ。

 

さて第1巻終了時点の5つ子の

風太郎への感情は

こんな感じでしょうか?

 

一花:中立(好意も敵意もない)

二乃:敵対(スケベイベントでさらに悪化)

三玖:好意?(4話の風太郎の言葉で落ちつつある)

四葉:友好的中立(最初から変わらず)

五月:敵対(ただし同情心が少しあり)

 

この第1巻はまさに

三玖の可愛さだけが印象に残った感じですね。

 

まあ、巻末の予告見ると

風太郎は次巻で

三玖に見放されそうですけどw

 

次巻は風太郎の吊し上げから

始まるようですね。

 

風太郎は

どうやってこの危機を乗り越えるのか?

次巻も楽しみです。

 

第2巻の感想記事はこちらからどうぞ。

【漫画】五等分の花嫁第2巻の感想 「5人と風太郎はパートナーです」

 

第2巻では一花のメイン回が印象深いです。髭のおっさんと一花が密会する理由が明らかになります。