【ラノベ】冴えカノ第5巻の感想(ネタバレあり) 「詩羽先輩との熱い2日間!!でも正妻感を出していたのは・・・」

 

 

感想(ネタバレあり)

 

Amazonプライムビデオで第0話が配信されて話題沸騰のアニメ版冴えカノ第2期。今回はそのアニメ第2期で描かれる冴えカノの原作第5巻の感想となります。

 

えりりVS出海ちゃんが新たなステージへ

 

一方的に出海ちゃんに嫉妬し、何とか上手く仲直りしたえりりと出海ちゃん。

 

しかし仲直りはうわべだけ。

この5巻では出海ちゃんが倫也たちの強力なライバルとして立ちはだかることになります。

 

一応画策したのは倫也のマブダチ(?)の伊織。

 

場を盛り上げるために出海ちゃんにゴスロリ衣装を着せたりして雰囲気を大事にするオタク臭丸出しですわw

 

 

このシーン、ちょっと茶化した感じになっていますが、倫也たちには結構深刻な問題はず。

 

出海ちゃんが伊織のサークルが発売する同人ゲームのメイン絵師となり、またそのゲームの内容が倫也たちが作っているゲームと丸かぶりなのですから。

 

でも倫也はそれほどビクつきません。

 

だって倫也たちのゲームはあのラノベ作家霞詩子がシナリオ書いたのだから。

 

つい先日、シナリオ完成が完成し、そのご褒美に詩羽先輩とデートしたばっかりだし。

でもまさかその霞詩子のシナリオのせいで大変なことになろうとは・・・。

 

霞詩子の弱点を気付いていた伊織。ゲームプロデューサーとしては倫也より一枚も二枚も上手ですわ。

 

読んで選べないならゲームにして選べばいいじゃん

 

 

シナリオが完成してお役御免となった詩羽先輩。しかしトンデモナイ爆弾を投下してきます。

 

それは初稿とは相容れない第2稿のシナリオ。そして初稿と第2稿、どちらのシナリオを選択するかすべて倫也に委ねます。

 

何かこれ、原作第2巻、アニメ第1期5話~6話、漫画恋するメトロノーム第1巻のあのシーンと丸かぶりなんですけどw

 

 

しかし二つのシナリオを読んだ倫也は選ぶことができません。だってどっちのシナリオも秀逸だから。

 

悩む倫也。そこに助け船を出したのは影が薄いメインヒロイン様でした。

 

倫也の何気ない一言に着目してゲームにシナリオ入れ込んでテストプレイしてどっちか選べばいいと助言するメインヒロイン様。

 

そしていろんな人を巻き込み(主にicy tailのメンバー)、いろんな人から恨みを買って完成させたゲーム(仮)。

 

でも実際にゲームをプレイして倫也はあることに気付いてしまったのです。

 

ちなみにメインヒロイン様もテストプレイして倫也とは違うことに気付きます。

 

まあ加藤が気付いた方は、人の気持ちに気付かない鈍感主人公では絶対に気付かないでしょうけど。

 

 

 

詩羽先輩との熱い2日間!!恋人ではなく師弟としての

 

 

詩羽先輩のシナリオの致命的な欠陥に気付いた倫也は詩羽先輩にシナリオの書き直しを頼みにいきます。

 

相手は1歳違いとはいえ、ラノベ作家として実績のあるお方。

そんな詩羽先輩にシナリオの書き直しを依頼するなんて倫也も精神的にかなりキツイことだったでしょう。

 

でも修正しないと伊織や出海ちゃんが作るゲームに勝てない。いや、勝敗以前に勝負の土俵に上がれない。

 

そういう気持ちが倫也を後押しして詩羽先輩に修正することを受け入れてもらいます。

 

そこからは二人だけの作業。

詩羽先輩がシナリオを修正して行く一方、倫也は詩羽先輩に命じられたミッションをこなすことになります。

ミッションの内容はご自身で読んで確認してくださいね。

 

結局3回目にして詩羽先輩にOKを貰った倫也。そしてそのご褒美というかその証がゲームに記載されることになります。

 

それが『TAKI UTAKO』。

まさにこれが消費型オタクから生産型オタクに変わった証。倫也には最高のご褒美と言えるでしょう。

 

詩羽先輩と二人だけの2日間。イチャイチャするシーンもなく、ずっと創作に打ち込む二人。

 

創作に集中する詩羽先輩、物凄く怖いです。いつものヤンデレ以上にいっちゃってますw

 

これホントにハーレムものなの?

と思ってきますがこういうシーンが他のハーレムものとこの冴えカノが違うてんなんでしょうね。

 

 

加藤の正妻感が強すぎる

 

エピローグ。

文化祭の最終プログラムのダンスに顔を出す倫也。そこでいろいろあって加藤とフォークダンスを踊ることに。

 

それは詩羽先輩のたっての希望。まあ加藤の後にちゃっかり自分が倫也と踊る算段をつけているところは詩羽先輩らしいですけど。

 

この第5巻のメインは間違いなく詩羽先輩だと思います。でもところどころ出てきては美味しいところをもっていくのは加藤。

 

倫也を正しい方向に導いたり、倫也の行動を後押ししたり、詩羽先輩と揉めないように調整したり、もうそれはサークルの副代表というよりは倫也の正妻ですわ。

 

詩羽先輩派の私はうぬぬって感じで悔しいですけどw

 

 

あと最後に詩羽先輩がえりりに忠告するシーンがありますがこれは何かのフラグとなるかも。

 

次巻の第6巻はえりりメイン。果たして無事ゲームは完成するのでしょうか?

 

次巻第6巻の感想はこちらからどうぞ。

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