【漫画】 冴えカノ 恋するメトロノーム 第4巻の感想 「詩羽先輩の意趣返し?あの時と同じく重要な決断を迫られる倫也は?」

 

 

感想(ネタバレあり)

 

今週の土曜日に新刊が発売される

冴えカノ「恋するメトロノーム」。

それまでに既刊の感想全部書く予定でしたが

ちょっと無理そうですわ。

 

まあこっちの事情は置いておいて。

 

この4巻は

詩羽先輩の新作が発売され

それにつづく第2巻の内容を詰めることが

メインの話となっています。

 

そして第2巻の重要部分を決めるのは

編集である倫也。

 

そう詩羽先輩と倫也が一度決裂した

あの日のように

詩羽先輩がストーリーの重要部分の決定を

倫也に丸投げしたのです。

 

あの時、倫也は1人のファン。

しかし今は霞歌子の担当編集であり、

今回は逃げることができません。

 

果たして倫也が出した答えは?

またその答えで詩羽先輩は納得するのか?

 

 

新刊出版してもやることいっぱい

 

ラノベ作家は

作品を書き終えたら

それで仕事終了・・・

とはなりません。

 

どんなに良い作品でも

しっかり広報活動しなければ

売れないのです。

 

もちろん詩羽先輩の新作も同じ。

 

そのため新作を書き終わった詩羽先輩と

今回挿絵を担当した嵯峨野文雄ちゃんの

二人のインタビューをすることになった倫也。

 

ただ当然詩羽先輩はインタビューされても

真面目に答える訳ありません。

 

結果、「別に」の連発。

それを意訳して

どんどん内容をねつ造していく倫也。

 

作家と編集の阿吽の呼吸・・・

なんでしょうかね?

 

さすがにこの光景、

文雄ちゃんもドン引きでしたが。

 

その一方文雄ちゃんの方のインタビューは

まずまず順調。

 

そしてその中で

詩羽先輩の新作「純情ヘクトパスカル」には

3人のヒロインが登場することが

明らかに。

 

 

まずは主人公の幼馴染ののアンジェ。

金髪ツインテールでツインビンタする姿は

某人物を彷彿とさせます。

 

次は低身長の巨乳ダブルお団子ヘアの望依深。

どうみてもどっかの作品で

倫也のことを先輩呼びしているキャラに似ています。

この純情ヘクトパスカルの中では妹のようですけど。

 

最後は癖っ毛ショートの小巻。

ちょっと気が強そうで部屋の中は

無防備な姿で移動しているような気がしますねw

あと学校でバンド活動しているようなw

 

 

そしてこれプラス、

詩羽先輩の分身、

前作恋するメトロノームの

メインヒロインでもあった沙由佳。

 

うん、どっかの本編の

メインヒロイン5人中4人にそっくりですがなw

 

しかしやっぱりここでもハブられる加藤w

本編で優遇されているので

こっちではとことん

冷遇されてしまうのでしょうか?

 

それはいいとして

インタビューでどんどん盛り上がる

倫也と文雄ちゃんにどっかの作家さんの

機嫌がものすごく悪くなります。

 

だったら自分も真面目にインタビュー

受ければいいのにと

思わずにはいられません。

 

さすがに悪いと思った文雄ちゃんは

「あちゃ~」と言いながら

ちょっとだけ舌を出します。

この仕草ホントかわいいです。

 

さっさと退出しようとする詩羽先輩。

それを引きとめた倫也の口から出た言葉は?

 

ちなみにこの日はクリスマス。

この後二人は・・・。

 

勿体ぶった書き方ですけど

ホントこれで終わりなんですよ。

あとは察しろということなんでしょうね。

 

詩羽先輩が倫也に望むもの

 

無事発売された

詩羽先輩の新作「純情ヘクトパスカル」。

3人で秋葉原に売れているかどうか

確認にしに行ったり、

結構この3人仲がいいんじゃね?

と思ってしまいます。

 

ちなみに秋葉原に行った時の詩羽先輩、

まさかの眼鏡姿です。

うん眼鏡もホント似あってます。

この眼鏡姿を間近で見れる倫也羨ましいわ。

 

 

さて詩羽先輩と倫也は

仕事がいっぱい。

 

サイン会やったり、

打ち合わせしたり、

不死川書店のお偉方との会食に出たり。

 

ホント人気作家とその編集は

忙しいですね。

 

この現状にちょっと不満気味の

詩羽先輩。

 

まあ当然仕事が忙しいのも

原因なのですが

実はもう一つ不満になる原因があるのです。

それは翌日が

詩羽先輩の誕生日であること。

 

学年が一個違う詩羽先輩と倫也。

つまり詩羽先輩の誕生日が来るまでは

詩羽先輩と倫也は同い年となるのです。

 

たった44日間だけの同い年。

他人からすれば「だから何?」

と思うことですけど、

詩羽先輩には大事なことなのにです。

 

たぶん同い年だと

それだけ倫也が近しい存在だと

思えるのでしょうね。

 

読者から見れば

歳なんて関係無く

十分に倫也と近しいだろと言いたいですけど。

 

明日詩羽先輩の誕生日であることは

当然倫也も知っています。

そこで倫也が用意した誕生日プレゼントは・・・。

うん、倫也らしいプレゼントですけど

これでは良いムードがぶち壊しw

 

それに対して詩羽先輩、

冗談とも本気とも取れる言動で

倫也を玩具にした後、

本当に欲しいものを倫也に伝えます。

 

「それはあなた(倫也)の成長よ」

「編集者として私に並び立つこと」

 

倫也に対する並々ならぬ期待。

それを感じさせる詩羽先輩のセリフ。

恋の相手としてだけではなく、

仕事で自分をリードしてくれることを

望む詩羽先輩って

結構欲張りですね。

 

でもそうならないと

倫也は自分に告白してくれない。

たぶん詩羽先輩はそう感じているのでは

ないでしょうか?

 

この後この二人、

詩羽先輩のベッドで添い寝してますw

もう爆発しろw

 

重要な部分を丸投げされた倫也の決断は?

 

 

倫也と詩羽先輩は

一度決裂しています。

 

それは発売前の

恋するメトロノーム最終巻の原稿を

詩羽先輩が倫也に見せようとしたから。

 

これは詩羽先輩なりの

倫也に対するプロポーズだったのですけど

それを知らない倫也は拒絶。

 

結果恋するメトロノームは結末は

詩羽先輩の分身沙由佳ではなく、

2巻から出てきたもう一人のヒロインと

主人公が結ばれることに。

 

 

それからいろいろなことがあって

仲を修復した二人。

 

しかしあの時のことを

詩羽先輩は

忘れていません。

 

その意趣返しのつもりなのか

純情ヘクトパスカル第2巻の重要部分、

溺れた主人公に人工呼吸するヒロインを

誰にするか?

その人選を倫也に丸投げしたのです。

 

以前は一人のファンだったので

原稿をつっかえすことができた倫也ですが

現在の倫也は担当編集。

逃げることはできません。

 

追い詰められた倫也は

必至に考えることに。

そして出した結論は?

 

どういう決断を下したかは

ご自身で確認してください。

 

倫也が出した結論に

詩羽先輩も納得。

 

そして発売されて純情ヘクトパスカルも

好評で

すぐに重版がかかります。

 

これで次のステージに

上がるお膳立てができました。

倫也が当初から狙っていたこと。

そうアニメ化へ。

 

今回はここで終了です。

詩羽先輩が倫也に課す試練に

ちょっとイラっとする人もいるでしょうけど、

それを打ち消してしまう詩羽先輩の

可愛さにもうメロメロですわ。

 

次巻ではアニメ化に話が進みそうですけど

今度はどんな難題が持ちあがるのでしょうか?

 

 

あと今巻も番外編の漫画が

付録されています。

 

1本目が嵯峨野文雄兄弟の話。

倫也と詩羽先輩の恋を応援するような行動を

取っていた文雄ちゃんですけど、

実際はもしかして?

と思わせて実は・・・という内容です。

 

2本目はアニメ第1期でもあった

詩羽先輩のおねだり「あ~ん」の話。

アニメではポッキーだったと思いますけど

こっちはドーナツ。

アニメと同じようにパソコンに

 

あ~んして

あ~んして

あ~んして

あ~んして

あ~んして

あ~n

 

とひらすら書き込む詩羽先輩w

 

仕方無くドーナツを

あ~んしてあげる倫也ですけど

あ~んしてあげているうちに

倫也の手が詩羽先輩の唇に。

 

さあ、倫也どうする?

という内容です。

まあオチがちょっと弱いですけど

ドキドキできますわw