【漫画】食戟のソーマ 第23巻の感想 『秘策は過半数奪取!!そして創真の父城一郎が遠月を去った理由とは?』

 

 

 

 

感想(ネタバレあり)

 

今回は

創真の父城一郎の

過去の話がメイン

一発逆転狙うために

連隊食戟することになった

話がサブ。

 

ついでスパイス野郎との勝負の結果が

どうなったかの話も。

 

あと巻末には

ジャンプGIGA2016 vol3

に袋とじ企画として掲載された

プレイシェフが収録されています。

 

ヒロインたちのグラビアと

あの方のグラビアがw

これだけでも買う価値ありかも。

 

葉山戦の結果は?

 

前巻の段階で

ほぼ決着ついていましたが

まずはスパイス野郎こと

葉山戦の結果が

明らかになります。

 

蒼真の料理を食べて

お肌けをする葉山。

そして悟ります。

 

自分がなぜ創真に

負けたのかを。

 

ただ、

 

「まるで神からの啓示のように」

 

という表現は過剰すぎるかとw

 

確かに創真のおかげで

本道に戻ることになりそうですけど、

そこまでじゃね~だろ

と思います。

 

 

敗北を素直に認める葉山。

ここら辺は

ジャンプアニメのテンプレですが

やっぱりこの展開の方が

しっくりきますね。

 

でも創真に負けたことで

葉山と汐見教授は

セントラルのバックアップを

受けることができなくなります。

 

そうなったら行く先は

当然極星寮に。

頼もしい味方が増えましたね。

 

しかし

そんなこと言っていられなくなります。

 

 

反セントラル派総崩れ

 

反セントラルを打ちだす

えりな以外の1年生の三次試験は

創真と同じく遠月十傑との勝負。

 

中には竜胆先輩のように

ルールを極解して

わざと反セントラル側を

勝たせてくれる人もいましたが

大半の十傑は真剣勝負を行い、

その結果は・・・。

 

田所とタクミ以外

全員敗北。

退学決定となってしまいます。

 

第22巻の予告で

打ちひしがれている極星寮のメンバーが

載っていたので

こうなることはあるい程度

覚悟していましたが

現実になると辛いですねえ。

 

あとついでに

えりなパパとの契約で

葉山も退学となるそうです。

 

あ~あ、

これでえりなパパの天下か・・・

ということには当然なりません。

 

実は創真が大逆転できる秘策を

もっていたのです。

 

それは遠月十傑の過半数を奪取すること。

 

思い出して下さい。

えりなパパが

遠月の実権を握ることができたのは

十傑の過半数の支持があったから。

 

逆を言えば、

創真たちが十傑の過半数を握れば

退学決定を取り消して

さらにえりなパパを追放することだって

可能なのです。

 

現在葉山が退学決定となったので

十傑は全部で9人。

 

そのうち、えりながこっち側なので

あと4人分反セントラルが奪取できれば

過半数を握れる計算です。

 

でも奪取するには

十傑と食戟する必要があります。

 

そして食戟するには相手の同意が必要であり、

十傑側にメリットない勝負を

十傑が受ける訳がありません。

 

どうやって十傑、

いや十傑を操っているえりなパパに

食戟を認めさせるか?

 

それには大きな餌が必要となります。

 

えりなパパが釣れるだけの大きな餌。

そんな餌になりえるのは

えりなパパが執着しているあの男だけ。

 

 

そう幸平城一郎だけしか。

 

 

城一郎が遠月を去った理由

 

ここから過去の話へ。

どうして城一郎が遠月を去らなければ

いけなかったのか?

 

それは高みに上れば上るほど

求められるものが大きくなり、

それに答えても

さらに大きなものを求められるから。

 

結果天才だと祭り上げられ、

孤独になって

どんどん自分を見失っていく。

そんな感じでしょうか。

 

城一郎の苦しみ、

そのことに気付いたのは

堂島シェフと

仙左衛門のじいさんだけというのも

何だかなぁという感じです。

 

追い詰められた城一郎にアドバイスする

仙左衛門。

そして城一郎は・・・。

 

 

この過去の話と対比するように

城一郎が

創真を評価する理由の一端も

明らかになります。

 

この辺を詳しく知りたい方は

是非ご自身で

コミック買ってご確認ください。

 

終わりに

 

十傑の過半数奪取するため、

連隊食戟を行うことなりましたが

現在のままでは十傑に勝てません。

 

そのため堂島シェフと城一郎は

反セントラル陣営による

3対3の紅白戦を提案しますが・・・。

 

 

今巻はここで終了。

丁度区切りの良いところで

終わったと思います。

 

城一郎の過去の話は

重たかったですけど

読みごたえがありました。

 

セントラル編で

人気急落とか

散々言われていましたが

十分盛り返したのではないでしょうか。

 

ただ城一郎の過去編を早くするためか

どうかはわかりませんけど、

創真以外のメンバーの勝負が

結果のみしか

描かれなかったのが残念です。

 

極星寮のメンバーはともかく、

アリスと黒木場が

どのように負けたのかぐらいは

しっかりと描いて欲しかったですね。

 

特に黒木場は

秋の選抜で

創真やスパイス野郎と

互角の勝負をしたのですから。