【ラノベ】精霊幻想記 第6巻の感想「同衾イベント発生?」


感想(ネタバレあり)

 

第5巻のセリア強奪で一段落ついた感じの本作。

この第6巻からは異世界転移してきた勇者がリオに絡み始めます。

 

ただ勇者といってもその実力を使いこなすことができず、この第6巻でも活躍するのはリオということになります。

 

リーゼロッテの危機を救ったリオ。

またハーレム要員増えた?

 

そしてこの第6巻前半のメインはリオとセリアのイチャイチャ。

同衾イベントまで発生するなんて。

 

リオが大人の階段上るチャンス到来?(そんな訳ない)。

 

 

精霊幻想記第5巻の感想記事はこちらから。

【ラノベ】精霊幻想記 第5巻の感想「花嫁強奪」

 

見どころその1:リオとセリアが同衾(Hなことは無し)

セリアを強奪したリオ。

さあ、ここからはイチャイチャの時間だ。

 

と言いたいところですが、精霊術や岩の家などセリアの研究意欲を高めるようなモノが多過ぎ。

当然セリアはそっちの方に興味が向きます。

あとリオとアイシアに仲にも興味が。

 

ただ夜になると当然…。

 

はい、アイシアの策略(?)でリオとセリア先生が同衾するイベント発生です。

 

リオを真ん中に左右をアイシアとセリアで囲む配置。

 

 

一応この章のタイトルは「初夜」。

ただしエッチなことになることはなく、ちょっとセンチになるような話へ。

 

「…うん。だって本当だったら、今頃はあの人と同じベットにいたかもしれないんでしょう?」。

 

考えただけでも怖気がしますわ。

でもリオがセリアを強奪しなければありえた未来なのです。

セリアの横に寝ているのはリオではなくシャルルという未来が。

 

セリアがまだ不安がるのもわかります。

 

Hなことはありませんが、この同衾イベントあってよかったです。

少なくともセリア先生の不安は解消されたので。

 

ちなみにセリア先生の呟きを聞いてリオがセリア先生が安心するようなことを話します。

リオがどんなことを言ったか知りたい方は是非原作6巻を読みましょう。

 

 


見どころその2:「みーちゃん」呼びを聞いた美春の反応に気付いたのは?

原作第2巻でリオが寝言で言った言葉「みーちゃん」。

 

みーちゃんというのは天川春人が美春を呼ぶときに使っていたあだ名。

 

ふとしたことからリオが「みーちゃん」と寝言で言ったことを知った美春は思わず反応してしまいます。

 

リオ=天川春人かもしれない。

美春としては反応するのは当然かと。

 

ただ美春が反応したことに気付き、いろいろ察したキャラが。

それがラティーファ。

 

ラティーファはリオから前世の話を聞いており、前世で想い人がいたことも知っております。

 

まあ、ラティーファはリオの妹と言ってもあくまえ義理。

血が繋がっている訳ではありませんね。

 

ラティーファはどう動くか。

これは先の展開が楽しみですわ。

 

 

 

見どころその3:リオがリーゼロッテたちの危機を救う

セリア先生との対面(+強奪)を果たしたリオ。

次の目標は「母の仇であるルシウスの情報ゲット」、そして「美春たちと一緒に異世界転移してきたと思われる日本人たちの行方を探すこと」です。

 

リオ的には美春たちは勇者召喚に巻き込まれたと考えており、美春たちの知り合いは勇者となっていると判断。そのためベルトラム王国やガルアーク王国に召喚された勇者の素性を調べようとします。

 

その最中、リーゼロッテたちが多くの魔物に襲われている現場に遭遇するリオ。

リオはある思惑を胸にリーゼロッテたちに助太刀します。

 

リーゼロッテ一行には、ユグノー公爵、フローラ、ロアナ、そして勇者坂田弘明が同行してます。

 

 

ここからはリオ無双の始まり。

今回は複数のミノタウロスとレヴァナント戦うことになりますが、危なっかしいところは微塵もありません。

 

 

レヴァナントはレイスが生み出した魔物ですが、その源については次巻で明らかになります。

 

 

精霊の里で貰った剣、修行で身に付けた精霊術。

これらを持つリオはまさに英雄。

ストレスなく魔物を蹴散らして行きます。

 

第5巻の戦闘は人間相手ということもあり、リオもかなり手加減してた感じですが、相手が魔物だと容赦はありません。

無双するリオ読みたい方はこの第6巻はお勧めかも。

 

一応勇者坂田弘明もこの場にいますが、全く役に立ちません。

というか口だけですわ、この勇者は。

 

 

あと魔物でリーゼロッテたちを襲ったのはレイスの仕業。

レイスはリーゼロッテ、そしてリーゼロッテと一緒に居たフローラを誘拐するつもりだったようですが、誘拐してどうするつもりだったんでしょうねえ。

 

レイスはプロキシア帝国の大使ですが、帝国とは関係なく動いている感じ。

レイスは何者なのか?そして何をする気なのか?

ここまで敵役が何をやりたいかわからん作品は最近珍しいかも。

 

精霊幻想記第6巻を読み終わって

リーゼロッテを救い、伝手を作ったリオ。

第7巻ではその伝手を使って…という前に、まずは幼少期の仕返しを果たします。

 

アルフォンスにスティアード。

覚えていますよね、リオに濡れ衣着せたバカ貴族ども。

あいつらに鉄槌が下ります。

 

そしてリオの母の仇ルシウス。

まさかこっちにも鉄槌が下ることになるとは。

 

第7巻は盛りだくさん過ぎますわ。

 

第7巻の感想記事はこちらから。

【ラノベ】精霊幻想記 第7巻の感想『「ざまぁ」連発で飯が美味い』