【ラノベ】現実主義勇者の王国再建記 第4巻の感想 「ソーマに国王の座を譲った理由」

 

 

感想(ネタバレあり)

 

第1巻で国王の位をソーマに譲った前国王。

なぜ勇者であるソーマを国王にしたのか?

 

その理由がこの4巻の終盤で明らかになります。

 

宰相ではダメだから」。

 

まさかタイムリープみたいな設定が本作にもあったなんて。

 

第3巻の感想記事を読みたい方は以下のリンクをご利用ください。

【ラノベ】現実主義勇者の王国再建記 第3巻の感想 『「外交」と「獅子身中の虫の排除」』

 

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本望?それとも受難?近衛騎士団長の嫁が決まった

イマイチ影が薄い近衛騎士団長のルドウィン。

そのルドウィンがつつましい生活を送っている理由が明らかになります。

 

まあ、金食い虫の幼馴染にお金を融通するために質素倹約してたなんて。

 

そして一連の話を知ったソーマはルドウィンとその幼馴染であるジーニャに結婚を勧めます。

 

もちろんルドウィンのことを思って…ということも少しはあるでしょう。

でもメインはマッドサイエンティストであるジーニャが他国に行ってしまうのを止めるため。

 

近衛騎士団長であるルドウィンと結婚すればジーニャが他国に行く可能性は低くなりますからね。

 

何かルドウィンが政略に使われて可哀想な気もしなくはありません。

ただルドウィン自体がジーニャに惚れてますからね。

ある意味本望ということでしょう。

 

まあ、本望を遂げた代わりに今後もジーニャの研究のためにつつましい生活を送る必要がありますけど。

 

 

アドミニア公国併合したら新しい嫁が付いてきた

既にボロボロだったアドミニア公国。

ソーマがいろいろ工作してましたが、それが実る前に勝手に滅んじゃいました。

 

それを仕組んだのはアドミニア公国の皇女であるロロア。

第1巻から出てる関西弁喋るお姉ちゃんです。

 

そして自分をソーマに売り込み、ちゃっかり嫁になること。

 

まあ、ロロアと結婚すれば、アドミニア公国を併合する大義名分になりますし、残党も併合を受け入れるでしょうからね。

 

難民問題を決着させる

最初は医療問題の話だと思ったら、それに関連させて難民問題までソーマは解決させてしまいます。

 

何か1巻の時により、ソーマに都合が良い人物が出過ぎなような気がしてきました。

まあ、元々なろう小説発祥の作品なので、そこは仕方ないかもしれませんが、さすがに最近見える三白眼キャラとか、ブラックジャック風の医者は反則ですわ。

 

それはともかく、ソーマの懸案の一つだった難民問題がようやく解決しました。

帝国と同じやり方の方が何着陸できそうな気がしますけど、抜本的に難民問題を無くすためにはソーマの取った方法がベターなんでしょうね。

 

ただこれと同じようなことを現実でやろうとしても無理でしょう。

故郷への郷愁と執着は恐ろしいほど強いので。

 

 

ソーマを国王にした理由

異世界転移してきたソーマに国王の位を譲った前国王。

その理由が明らかになりました。

 

実は前国王の奥さんが能力者。

そして別の次元でソーマが異世界転移してきた時の顛末を知っていたのです

 

前国王の奥さんの能力は経験した記憶を過去の自分に伝えること。そして記憶を受け取った過去の前国王の奥さんはその記憶を元に別ルートを進むことができると。

 

リゼロでは主人公のスバルが死に戻りを繰り返して正解のルートを探し求めるのですが、本作では主人公ではない別のキャラがルートを強制的に変更したということ。

 

ちなみに別次元の国王はソーマを国王ではなく、宰相に任命したそうです。

 

しかし宰相では権威が弱く、玉音放送を使うことができなかったため、人材が揃わず、最終的にリーシアと共に攻め滅ぼされたとのこと(ただし死体は見つかってない)。

 

別の次元のリーシアは国王の娘ではなく、陸軍大将の秘書官だったそうです。

 

玉音放送を使うのって意外と大事なことだったんですね。

 

 

別次元ではソーマを宰相に任命して失敗した。

それを知ってたこの次元の国王はソーマを国王にしたのです。

国王ならば権威は十分、そして玉音放送が使えますからね。

 

まさかこんな話になってたとは。

単純な内政異世界転移モノだと思い込んでてすみませんでした。

 

 

現実主義勇者の王国再建記4巻を読み終わって

一応ここで一段落。

次巻からは新しい章となります。

 

魔王のこと、帝国のこと、そして国内のこと。

ソーマが解決しなければいけない問題は山積状態。

 

ソーマはどんな風に解決していくのか?

次巻も楽しみです。