【漫画】異世界居酒屋のぶ第3巻の感想(ネタバレあり) 「のぶが直面する初めての危機!それを救うのは料理で餌付けされた面々?」

感想(ネタバレあり)

 

かなり久しぶりな感じがしますが

居酒屋のぶ第3巻が発売されました。

 

これまで異世界でのほほんと

営業してきた居酒屋のぶ。

 

でも考えてみてください。

こんな金のなる木を

異世界の悪人たちが

見逃す訳ありませんよね。

 

どうにかして自分のものに

しようとするはず。

 

そして第3巻にして

そういう悪人が登場します。

また今回は大将としのぶちゃんの過去が

ちょっとだけ明らかに。

 

結構重要な内容となっています。

 

 

のぶを救うのはのぶの料理を愛する人々

 

日本には法律があり

日本人だけでなく

日本で働く外国人も

守る必要があります。

 

当然異世界にも法律があり

異世界で商売をする限り

居酒屋のぶも従わなければいけないのです。

 

それに目を付けたのが

市参事会の議長バッケスホーフ。

 

バッケスホーフは

のぶで出されている生ビールが

この異世界(帝国)で製造と流通が

制限されているラガーだと

難癖を付けて

のぶを手に入れようとしてきたのです。

 

さらに丁度のぶを手伝っていた

ある人の奥さんに横恋慕して

自分のものにしようとする始末。

 

どうしてもないゲス野郎の

バッケスホーフに

読者のヘイトが集まるのが

目に浮かびます。

 

さあどうなる居酒屋のぶ。

 

まあ当然

バッケスホーフの

思いのままにはなりません。

 

だって居酒屋のぶには

その料理で餌付けされた人々(失礼な言い方w)

がたくさんいるのですから。

 

最終的にしのぶちゃんが

ナポリタンで餌付けしたあのおっさん(第1巻参照)

がバッケスホーフの矛盾点をついて

ジエンド。

 

ちなみにこのナポリタン好きのおっさんが

バッケスホーフをつぶさなくても

他の人々が自分のできる範囲で

いろいろ手を打っていて

居酒屋のぶは

どっちにしろ助かった可能性が高いです。

 

しかし

のぶを守るために

権力者に対抗しようとする人々。

やっぱり食い物の力は偉大ですw

 

悪人倒しても法律がそのままだと・・・

 

かくて居酒屋のぶの危機は去りました・・・

と言いたいところですが、

生ビールがラガーに似ているという事実は

そのまま。

 

この異世界の法律を変えない限り

生ビール、

いわゆるトリアエズナマが提供できません。

 

でもこれは漫画。

ご都合主義よろしく

救いの手が。

 

まあ今回の場合は

ちょっとやり過ぎな感じがしますが

中世風の異世界ですので

法律かえるにはそれなり権力がないと・・・。

 

どうやって法律が変わったかは

ご自身で確認してください。

 

大将としのぶちゃんの過去

 

 

今回は生ビールを巡る話以外にも

メインとなる話があります。

 

それが大将としのぶちゃんの過去。

 

ある日、

大将が仕込みをしているときに

一人の女性がのぶを訪れます。

誰かと思えばしのぶちゃん。

いつもの姿じゃないと

全然印象が違いますね。

 

どうやら今日は

大将としのぶちゃんの記念日。

何の記念日なのかはわかりませんけど・・・。

 

そして今回の話で分かったこと。

それは大将はしのぶちゃんをお嬢さんと呼ぶ

間柄だったということ。

 

そんな二人が

偶然再会した二人が始めたのが

居酒屋のぶだったという訳です。

(まだ発売して間もないので

いくらネタバレありと言っても書けるのは

ここまで。

数か月したらもうちょっと詳しく書くかも)

 

 

大将が作る料理を食べながら

居酒屋のぶを続けることを誓う二人。

 

色恋沙汰とは無縁ですけど

何かいい感じです。

 

美味しそうな料理を食べながら

談笑する2人。

この辺は直に漫画を見ないと

その良さが伝わってこないかも。

 

 

終わりに

 

今回の記事で取り上げた話以外にも

異世界でゲテモノ扱いだった

うなぎの評価を一変させた話や

のぶの従業員が一人増えた話。

他国の密偵がたまたまのぶに入って

さらだの種類の多さに

カルチャーショックを受ける話しなど

盛りだくさん。

 

十分値段分の価値がありますので

気になった方は

是非読んでみることをお勧めします。