【漫画】転生したらスライムだった件第1巻の感想(ネタバレあり) 「チートなスライムが活躍するなろう系成り上がり物語?」

 

 

 

感想(ネタバレあり)

最近いろんなところで

面白いと言われている本作。

丁度Amazonのキンドルストアで

無料配布されていたので

読むことにしました(現在は無料ではない可能性があります)。

 

なお本作は2018年10月より

アニメ版が放送されることになっております。

 

スライムの体って意外と便利

 

一応本作も異世界物でして

こっちの世界の記憶が

あっちの世界でも残っているパターンです。

 

本作の主人公三上悟は

ゼネコンで働くサラリーマン。

 

丁度後輩の田村君から

婚約者を紹介して貰って、

祝福しようとした矢先、

暴漢が田村君に襲い掛かるのを発見。

 

暴漢と田村君の間に割り込み、

そのまま暴漢のナイフに刺されて

こっちの世界での生活終了となってしまいます。

 

そして意識が途切れる寸前、

頭の中でボヤッと思ったことが

なぜか異世界の

キャラクターメイキングにリンクして、

異世界に爆誕したら、

スライムになっていたという訳です。

 

スライムと言えば、

某国民的なRPGのおかげで

弱いという印象が強いですけど、

それはこの異世界でも同じよう。

 

しかし三上の場合は

キャラメイキングの際に

普通のスライムにはない

ユニークスキルをゲットしたため、

とんでもないチートスライムに

 

そしてスライムの肉体のおかげで

普通の人間タイプの体より

とにかく便利なのです。

 

そんなスライムとなった三上は

爆誕した洞窟で勇者に幽閉された

1匹のドラゴンと出会います。

名前は暴風龍ヴェルドラ。

 

三上と意気投合したヴェルドラは

三上の中に吸収されることに同意して

吸収されます

そしてこの出来事が

様々な波紋を呼ぶことになるのです。

 

ついでにこのヴェルドラから

三上はこっちでの名前を付けて貰います。

その名前はリムル=テンペスト。

 

ここからリムルの冒険(?)が始まります。

 

スライムが主人公であること以外はなろう系の典型だわ

 

洞窟を出たリムルは

ゴブリンの集団と鉢合わせします。

見るからに弱そうなゴブリンの集団。

ゴブリンスレイヤーなら

関係無く皆殺しにするでしょうけど、

リムルは平和的なスライムですので

一応ゴブリンにいろいろな事情を聞くことに。

 

その結果、

リムルがヴェルドラを吸収したために

ゴブリンたちが

困っていることを知ります。

 

そしてゴブリンの村長から

村を襲う飢狼族から

自分たちの身を守って欲しいと

リムルは御願いされることに。

 

それを条件付で受け入れた

リムルはゴブリンたちと一緒に

飢狼族と対峙します。

 

 

飢狼族との戦闘の結果、

ゴブリン村の長になったリムルは

ゴブリンや手下になった飢狼族に名前を

与えます。

 

魔族は強い魔族から名前を貰うと

強くなるようで、

あれだけ弱そうだったゴブリンが

見違えるような姿にw

 

ただ強くなってもオツムまでは

よくならないようで、

リムルがゼネコンに勤めていた頃の記憶を

頼りに村の家をリフォームしようとしても

上手く行きません。

 

そこでリムルは

ゴブリンたちより手先が器用な

ドワーフたちとコネクションを作るために

ドワーフの国を目指すことに。

 

もちろんドワーフの国では

またハプニングが発生して

リムルもそれに巻き込まれることなります。

 

そして最後は

リムルと知り合ったドワーフが

国の大臣を殴ってしまったとばっちりで

国王の前に引き出されるところで

この1巻は終了です。

 

一通り読んだ感想ですが、

主人公がスライムであることを除けば、

なろう系小説の王道ですね。

 

前世の記憶を持っており、

生まれながらのチート能力、

さらに主人公が世界に影響を与えることに

なるなんて、

まんまなろう小説の定番ですわ。

 

だから好き嫌いはかなり

別れると思います。

たぶんこの後もいろいろなものを吸収して

どんどんチート化していくでしょうし。

 

個人的には

なろう系小説は結構読みふけったので

だいぶん飽きたと思ってましたが

そのコミカライズ化である本作は

結構楽しめたと思います。

 

良い引きのところで

終わっているので続きがかなり気になりますわ。